TCP統括責任者:かとうは
インドのブッダガヤより帰宅しました。
同じ時期に、ダライ・ラマ法王の講話が
ブッダガヤの近くで行われたので
多くのネパール在住のチベット人たちが
インドへと向いました。
インドとネパールの両国民は
お互いの国を自由に行き来できます。
外国人はもちろん出入国手続きが必要です。
スノウリのボーダーの入国管理局は
ネパール側はとても立派な建物ですが
インド側は、「これって何屋さん?」というぐらい
ちっちゃな小屋に、机ひとつで運営しているので
多くの旅行者は、最初、これが一国の入国を管理する場所とは思えず
スル~してしまいます。
1日16時間の停電のとは、どんな世界かというと…
それはネットが不通の世界。
充電不能なため、携帯が使えない世界。
冷蔵庫がただの棚になる世界。
でも少し前までは、これでも暮らしていけていたのですよね。
改めて電気のある生活に、感謝のつのるこの頃です。
でももちろん、悪いことばかりじゃなくて
仕方なく早寝して、健康になったりもします^^。
現在ネパールは、1日16時間停電が実施されています。
↑記載の間違いじゃありませんよ!
1日16時間!!!本当に、停電なんです!
停電時間はその日によって割り当てがあり
時間帯もバラバラです。
「停電時間の割り当て」…というよりも
「通電時間の割り当て」…といった方が正しいですね。
月末には、これが18時間に延長されるといわれています。
頑張れ、ネパール!
入居した子供たちの一番最初の仕事は…

じゃ~ん!!丸坊主!
頭に激しくシラミがいたので
みんなで丸坊主になりましたー。
チベットのお坊さんみたいですね。
みんないろいろな「初めて」の体験に
楽しそうにしています。
あんなに固い表情しか出来なかった写真も(→1月6日参照)
こんなに自然体で、いい笑顔になりました。
チベタン・チルドレンズ・プロジェクト(TCP)の孤児院で
お預かりしている子供たちです。
初日の記念撮影なので、かなり緊張気味です。

年齢は、4歳が5名、5歳が1名。
男の子が4人、女の子が2人です。
どの子もみんなしっかりとしていて賢いです。
そして限りなく、やんちゃ!!!です。
ただ、栄養状態が悪く、年齢のわりには
体格が明らかに小さいのが気になります…。
ここに来てからの子供たちの食欲は、大人以上。
朝食のロティ(パン)は大人でも通常2枚のところ
子供たちは5~6枚も食べるのです!!
その他の食事も、大人の倍は食べます!
おなかいっぱい、好きなだけ食べられるということ自体が
始めての経験なのです。