シャパレ


子ども達も、スタッフも大好きなシャパレ。
今日は、その作り方をご紹介します。

①まずは、小麦粉に少量の水を加えて混ぜ
 適度な硬さになったら、半日寝かせます。

②次に、肉を細かくし刻んで、下味を付けます。
(日本には、ひき肉がありますが、チベットやネパールにはないので
 こうして肉の塊を包丁で叩いて刻んで細かくします。)
  味付けは、塩、山椒、などお好みで。
シャパレ2
シャパレは、モモとは違って、中身の具の肉に
スパイシーに味付けする場合が多いです。

③細かく刻んだ玉ねぎを炒めて、肉と混ぜます。

④打ち粉をした台に、寝かせた生地を取り
伸ばし棒を使いながら、生地を円形に伸ばします。
シャパレ3

⑤油を付けつつ、皮に適度に肉を入れてわきを閉じます。
シャパレ4
結構、この作業は難しいんです…。

見本はこんな感じです。
シャパレ1
わきの部分を、まるで縄のように閉じるんです。

⑥中火で5-6分揚げて、完成!
シャパレ5

チベット語で「シャ-:肉」「パレ:パン」の意味です。
肉入りの揚げパン…と言ったところでしょうか。
チベット文化圏にいらした際には、是非、食してみて下さい。


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お年玉


ロサルの当日の朝早く
お仕事でネパールに長期滞在中の
眼科医:松山先生が
新年のご挨拶にお越し下さいました。

それも…

子ども達にお年玉を持って!!

先生のご挨拶を整列して聞く子ども達。
ロッサー1
でも実際は、「な、な、何かもらえる?」とちょっとドキドキ。

はーい、お年玉!
ロッサー2
まずは、ペマが頂きます。

ロッサー3
チュゾムも。



お年玉の中身は…

飴玉3個!


普段、甘いものを食べさせないので
飴玉は、子ども達の憧れです。

色が綺麗で、甘くて、すぐにはなくならなくて
そういうものがぎゅっと詰まった飴玉は
子ども達のちょっとした宝物です。

現地の事情を良くご存知な
先生ならではの、お年玉でした。
ありがとうございます!


1年前、開校式の記念遠足の時
あるサポーターさんが、
ヌモに1個のキャラメルを下さいました。

どうするのか観察していると、
何とその1個のキャラメルを
口の中に入れて、柔らかくして、
クンサンと、イシと3人で分けました。

多分、あの日食べたキャラメルは、
人生で何度目か…多分3回目ぐらいの体験のはずです。
美味しいと分かっているものを、独り占めせずに
なるべく公平に分けようと
必死で知恵を持ち寄る3人の小さな子ども達。

年齢や環境には関係なく
学ぶことは、たくさんあるものだと
改めて思い知らされた出来事でした。



ロサル3


ロサルのこの日
日本からいつもTCPをご支援くださる
佐藤さんご夫妻が、ネパールにみえました。

実は佐藤さん、
この日がロサルだとはご存じなくて
旅程を組まれたのだそうです。
偶然にも、ロサルに当たってしまうあたり
やっぱりご縁です(笑)。

佐藤さんたちは空港到着後、
そのままクンデ・ハウスにお越しくださいました。
佐藤さん4
ご夫妻と、「既に酔っ払った」子ども達(笑)。

子ども達に、お手製のブレスレットを
プレゼントして下さいました。
佐藤さん1
手に巻いてもらうイシ。

奥ではタシが、手に巻いてもらっています。
佐藤さん2
チミが、まだ飲んでますね(笑)。
大丈夫???

その後、お持ちいただいたピアニカにあわせ
「大きな栗の木下で」を日本語で合唱。
佐藤さん3
音が出るので、興味津々の子ども達。

今度は自分達でも、演奏できるようになりたいです。


楽しいロサルの一日でした。
現地でお手伝いいただいた皆様
ありがとうございました。

今年が皆様にも、
どうか良い年となりますように。

生きとし生けるもの全てにとって
平穏で、幸福な年となりますように。




ロサル2


次はいよいよ、チャンを頂きます。

ロッサー7
アパーに教えてもらったとおりのお作法に従って
一人ひとり、チャンを頂きます。

ロッサー9
上手にできています。

ロッサー8
「こう?これでいい??」


チャンはチベットのお酒です。
子どもにお酒っていいの??と思われるでしょうか
これは宗教的な儀式なので、この日ばかりは頂きます。

ロサルの日だけは、
お菓子も、果物も食べ放題!
チャンも飲み放題!
のTCPです。

お酒ですから、
当然飲みすぎるとこうなります。
ロッサー11
酔って眠ってしまった、アムチ。

子ども達のほっぺも赤いですね。


台所では、モモ作り。
ロッサー10

楽しいロサルの一日。
この後、日本からの訪問者をお迎えして
さらに盛り上がります。

→ロサル3へ続きます。

ロサル


アマーが入院していたこともあって
大きなお祝いをしないことにして、迎えたロサル。

でもやっぱり、少しだけ準備はしました。
まずは、カプセ作り。

カプセとは、小麦粉と砂糖を混ぜて作った生地を
からりと油で揚げて作る、ロサルには欠かせないお菓子です。
カプセ作り
まずは、生地作り。

カプセは、実にいろんな形を作ります。
カプセ作り2
机の上部、左側のデザインは
蓮を模っています。

大量のカプセを、一生懸命、揚げるアムチ。
カプセ作り3
カプセ作り4

あっ、つまみ食いしているのは誰??
カプセ作り1

出来上がったカプセ
まずは、法王様にお供えします。
ロッサー12

続いて、ロサルの儀式の意味を
アパーから子ども達に説明してもらいます。
ロッサー5
ロッサー6

次は、チャンを皆で順番に頂き、
いよいよロサルの幕開けです!!

→ロサル2へと続きます。

アマーの退院


ご心配をお掛けしては…と
サポーターの皆さんにも
ブログをご覧いただいている皆さんにも
お伝えせずにいたのですが
1月31日から、アマーは病院に入院していました。

1月31日、ドルジェがお坊さんに連れられていった後
急に体調が悪くなり
病院へと運んだのです。


入院中、アパーは朝からお弁当持参で病院にいき
消灯時間の9時まで、付っきりでアマーを看病。

そうなると、留守を守る
子ども達も、加藤も、アムチも大変です。
日本人の方々の協力も得て
何とか、毎日をやり過ごす…
そんな日々でした。

経過が思わしくなく
アマーの退院は、何度も延びましが
やっと、昨日、仮退院が許可されました。

お帰りアマ2
子ども達は、アマーの帰宅に大喜び!
久しぶりの落ち着いた食事です。

まだ、身体に医療器具を付けたままの状態ですが
アマーもクンデ・ハウスに帰れて、やっと笑顔が出ました。

お帰りアマ1
無理しちゃいけないのに、早速、働いています…。

アマーが入院したことで
子ども達も、いつもどれだけアマーとアパーが
自分達のお世話をしてくれているのかを身しみて感じ
改めて感謝の念を持つようになりました。

まだ、仮退院なので無理は禁物。
早く完全に、元気になって欲しいアマーです。

停電


ここ数年、
すっかりネパールの冬の風物詩となった停電。
現在の停電時間は、11時間です。

昨年のこの時期が、
確か16時間停電でしたので
それに比べると、幾分かはよい状況です。

今年の冬も厳しい停電を覚悟していただけに
停電時間が11時間だと
「まだまし。」と思ってしまったりします。
慣れって、怖いです。

しかし去年までと違って困るのは
通電時間中の「電力半分」措置。

こんなことをされてしまうと
せっかくご寄付で買わせていただいた蓄電機が
電圧が低すぎて動かず、蓄電できないんです(涙)。

ほんの数年前まで、
こんなにひどい停電が行われるなんて
想像もできなかったネパールですが
それでも、みんな何とか順応して
生活しているところがスゴイです。

ネパール国民のしなやかな強さに
敬意を表したいと思います。

停電に負けずに、頑張っていますが
どうしてもパソコンが動かないので
ブログの更新が滞りがちになります。
ご了承下さい。

停電の情報は、在ネパール大使館のHPから確認できます。
今週の停電時間割

↑こちらの「新着情報」の中の「停電計画表」が
 地区ごとの停電の時間割です。

ロサル・タシデレ!


ロサル・タシデレ!
新年明けましておめでとうございます。

今日、2010年2月14日は
チベット歴2137年の元日です。

今年は偶然にも、バレンタインデーと重なっています。
大切な人に、告白するような真剣な気持ちで
この日、私達は
生きとし生けるもの全ての幸せを
祈念したいと思います。

TCPのネパール現地では
今年は大きな行事は行いませんが
ささやかに
カプセ(揚げ菓子)とチャン(チベット酒)で
お祝いしたいと思います。


サポーター会員の皆様には、昨日までに
お坊さま直筆のチベット語のお祝いカードと
里親さんには、里子ちゃんの1年間の成長記録を
お送りしております。

万が一、届いていない方がいらっしゃいましたら
お手数ですが、ご連絡を下さい。
よろしくお願いいたします。


お送りしたカードは2種類
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手漉きのネパール紙を使ったものと

ラサのポタラ宮が印刷されたもの。
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いずれかをお送りしております。

お坊さんの直筆ご挨拶は、このような感じです。
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成長記録は、こんな感じです。
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加藤とスタッフによるコメント欄。

子ども達の可愛い絵も、添えられています。
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1年の成長を見てみると
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DSCN1768.jpg
女の子のほうが、変化が著しいですね。


たくさんの里親さんに、
成長記録をお届けできて幸せです。
DSCN1770.jpg


今年が皆様にとりまして
ご健康で、ご活躍の1年となりますように!




編み物、流行中


日本人のIさんに
ご指導いただいている編み物。
みんな随分上手になりました。

さすがに女の子、
編み物2-2
カンドはこんな大きな作品に
取り組むまでになりました。

いつもマイペースのチミ
編み物2-1
はまると集中力抜群です!

子どもだけじゃー、ありません。
編み物2-3
松山先生も、アパーもはまってます!!

先生の編み物への情熱は、ブログにも書かれています。
(参照→松山先生のブログ「ネパールdeナマスカール」

編み物2-4

クンデ・ハウス、編み物流行中です!

あったか毛布



日本は今が、1年で1番寒い頃ですね。

ネパールも、相当寒いです。
ただ、日中はお天気さえよければ
太陽の下はあたたかなので
それだけが救いです。

寒い夜、嬉しいのが…
毛布
あったか毛布。

佐野様より、大人の古着と共に
毛布3枚を、お送り頂きました。

やっぱり日本の毛布は
縫製もきちんとしていて
厚みもあって
暖かです。

シラミ事件で丸刈りになった子たちには
より厳しい寒さとなった、この冬。
暖かな毛布が嬉しいです。



特別授業



宿題を終わらせたあとの
夕食までの自由時間
遊んでいるのかと、リビングを覗いてみると…

チュゾムのプライベートレッスン

ヌモとクンサンによる
チュゾムへの特別授業が行われていました!

チュゾムは皆よりも
随分遅れてクンデ・ハウスに入ったので
どうしても、チベット語の学力に差があります。

既にアパーのスパルタ授業で
学校でも上位を取るほど
チベット語学力が鍛え上げられた子ども達。

特にその中でも、ヌモとクンサンは
毎回の成績発表でトップに名を連ねるほど頭が良く
時間があると、こうしてチュゾムに
補習をしてくれています(笑)。

「出来ないことをあげつらったりせず
 出来るように教えて助ける。」
そんなことが、自然に行われています。


放って置いても、それぞれが
出来ることを進んでやり
出来ない部分は人を助けて
助けられた方も、助けた方も、何だか気分がいい…
そういう人との関係性を
どんどん学んでいる子ども達です。



新しい出発


先週末のことです。
土曜日の夜(1月30日)、クンデ・ハウスに一本の電話が入りました。

それは、一昨年の12月に
ツェリン・ドルジェをクンデ・ハウスに連れてこられた
お坊さんからの電話でした。

「ドルジェの兄が、修行先の僧院で急逝したため、
 代わって次男であるドルジェを僧院に入れるので
 明日、引き取りに伺います。」

あまりに突然の申し出に、スタッフはご返答できずにいました。
急な出来事に困惑し、ただただ驚くばかりでした。


ドルジェがいなくなる?!


こんな事態が起こるなんて、全く想像もしていませんでした…。



翌朝、

電話をされたお坊さんが、引き取りに見えました。
「ドルジェを僧院に入れるのは、お母様とご親族で決定されたことです。」
そうおっしゃいました。

現地スタッフは協議の結果、この状況において
TCPとしてドルジェの引渡しを、お断りすることは出来ないと判断しました。

長男に代わって僧院に入れるという明確な理由があり
それは、チベット人の考え方に照らし合わせて非常に自然なものであり
何よりもこれが、
本土に単身で生活されているお母様の希望だということであれば
ドルジェを引き止めることは、出来ないと判断したのです。


ドルジェは少し泣いていましたが、
最後にはみんなに「さようなら。」とご挨拶し
お坊さんに手を引かれて、クンデ・ハウスを出発しました。


ドルジェはチベットに戻り、故郷の僧院に入るようです。
ただひたすらに、国境を無事に越えてくれることを祈るばかりです。

今後もドルジェの足取りについて、できる限り情報収集しますが
チベット本土に帰るとなると、こちらから連絡を取ること自体が
ドルジェや僧院の危険を増やすことも考えられますので
その点についは、充分な配慮をしつつ、進めて参りたいと考えています。

全く予想もしていなかった状況に、スタッフは動揺しました。
しかしドルジェを僧院に送り出したことは、
間違った判断ではなかったと思っています。

クンデ・ハウスで過ごした1年間は
充分な食事に満たされて
ドルジェの小さすぎる体を、少しでも健康にすることに役立っていた…
せめてもそう思いたいです。

小さな体で背負うには、
またしても大き過ぎる環境の変化ですが
仏門に入るからには、修業に専念し
立派なラマになって欲しいと願っています。

ドルジェの体が、どうか健康でありますように。
その人生に、たくさんの祝福が与えられますように。


ドルジェ

ずっとずっと、大きくなるまで
その成長を見守れるものだと思っていたので
淋しさは否めませんが
これは、ドルジェの新しい出発なのだと思っています。


張り切ってます!


いつも良くお手伝いをしてくれるヌモ。

洗い物上手ヌモ

今日は、全員分のお皿を洗ってくれています。

頭には、最近習った編み物「長編み」で作った
緑の毛糸のヘアバンドをしています。

里親さんが出来て
いつにも増して、張り切るヌモです。
自分を見守ってくれる特別な存在が出来ることは
何だか誇らしい気持ちになるようです。
子ども達は、里親さんの写真や手紙を
とても大事にしています。

里親さんと里子ちゃんのご縁が繋がってゆくプロセスを
近くで見させてもらっているスタッフには
血縁ではないにしても、里親と里子の関係は
「運命では?」
と思うようなものがあります。

国も民族も違う子どもの里親さんを
お引き受けくださる皆さんには
本当に感謝です。

ありがとうございます!



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