雨季に入ったネパール。
まとたっま雨も降って、お百姓さんたちは嬉しそうですが
湿度が高く、蒸し暑い日々です。
雨の日の登校は、カッパを着ます。

以前、サポーターさんから頂いた
お気に入りの雨具。
こちらは、男子チーム。

通学路の多くが、舗装されていないので
雨が降ると足元がぬかるんで
それが一番大変な、雨の日の通学です。

行ってらっしゃ~い♪
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これまでにも、NYからメールにて
TCPの活動に関して、お問い合わせを頂いておりました
「ゆるLOHA」代表の桜本様。
現在、日本に一時帰国されていて
昨日、はじめてお目にかかりました。
「ゆるLOHA」さんの活動ブログはこちらです。
じつに興味深い勉強会や、実習などの活動をなさっています。
でも、どれも押し付ける感じが無くて
「こんなんありますけど、いいかもしれませんよね~」的な
ゆる~く無理のない感じが「ゆるLOHA」さんなのだと
理解しました。
そんな「ゆるLOHA」さんは、毎年
ガレージセールを開催し、その売り上げを
社会福祉団体に寄付されています。
「チベット子供難民支援チャリティーガレージセール」の様子この度は、その支援先として
TCPをお選びいただきました。
ただ、たくさんの方々の善意のお届け先を
しっかりと見届ける義務があるということで
昨日、桜本さんとTCPの面談?を行ったのでした。
この事からもお分かりいただけるように
とても責任感の強い桜本さんなのです。
無事に面談にはパスいたしまして^^
ご寄付を頂戴いたしました。
ありがとうございました。
また、桜本さんご本人からは
こんなに素敵なプレゼントも頂きました。

絵本40冊!!
藤田理麻さんの「ワンダートーク」

チベットの昔話が綴られています。
同じく、藤田理麻さんの「ワンダーガーデン」

ダライ・ラマ法王の実話です。
法王様ご自身が序文を添えられています!
チベット支援者として有名なロバート・サーマン教授も
序文を書かれています。
それぞれ
チベット語、日本語、英語の3ヶ国語で書かれ
藤田さんの魅力的な挿絵が添えられた本です。
中には

著者のサイン本も!
絵本大好きなクンデ・ハウスの子ども達
これは本当に素敵なプレゼントです!!
特に、3ヶ国語のどれも学習している子ども達にとって
とてもよい刺激になると思います。
ありがとうございます!!
ご寄付くださった桜本さん。

40冊、16Kgもの荷物を
NYから、お持ちくださったのです!!
メールのやり取りでは
どうしても情報の量が、限られてしまいますが
直接お話させて頂いて、
桜本さんの女性的でやわらかい物腰や
それでありながらまっすぐな信念や
注意深く言葉を選んでお話される、誠意に満ちた態度に
すっかり魅了された石川でした。
素敵なご縁を頂いて、感謝です。
ありがとうございました。
TCPの畑のカボチャたち、とても大きく育っています。

ある方から、カボチャの葉っぱが、実はとても美味しと聞いて
試しに食してみると…
いやー、びっくり!!
ほのかにトウモロコシのような甘みがあって
とっても美味しいのです。
葉っぱだけではなくて
茎も、とても美味しいです。
葉っぱの表面のトゲトゲも
茹でると全く気にならないほど柔らかくなって
子ども達、大喜びで食べました。

でも、可哀想なのはカボチャ。
美味しさのあまり、
アマーがほとんど葉っぱを摘んでしまって
丸裸になってしまったのです!

小さく実り始めていたカボチャの実が
日よけの葉っぱを失って
干からびてきています(苦笑)。
早くまたいっぱい、葉っぱを茂らせてね。
みんなに撫でまくられて
ちょっと迷惑そうにしている
こちらの立派な犬。

大家さんの飼い犬の「センドゥプ」。
子ども達は、犬を怖がらないばかりか
ブラッシングしようとしたり
何かと言っては、撫でまくるので
センドゥプとしては、これまでののんびりした暮らしが
懐かしいかも知れません(苦笑)。
今年の
「4月8日のブログ」にて
募集を呼びかけさせていただいた
そろばん。
途中の経過を、
「4月25日のブログ」で、お伝えしました。
本日は、さらにその後をご報告します。
4月の末に、とある会合で
石川は久々に、大学の先輩とお会いしました。
その先輩は、いつもブログを
楽しみに見てくださっているとのことでした。
「そういえば、そろばんを募集しているとの事だったけど
実は、ウチの母はそろばんの教師だったの」とのこと!
その後、お母様のMさんから直接ご連絡を頂き
お話をさせて頂きました。
30年にわたって指導してこられたそろばんを
昨年、お辞めになって
今年からは、ボランティアで
指導をされているとのことでした。
全く初心者の子ども達のために
様々な問題集をご用意くださいました。
これまでの指導の中で使用されたものに加えて
新しくご注文いただいて
お取り寄せくださった問題集もありました。
頂いた、新しい問題集。

これらの問題集を製作されているのは
仙台にある会社です。
そちらの企業様も被災されて
不幸にも、事務員の方を2名も亡くされたとのこと。
発注することが、少しでも復興の助けになればと
新しい問題集を、ご注文いただいたのでした。
ありがとうございます。
大切に使わせていただきます。

「それいけ ぱちぱちランド」
勢いのある、名前です。
中はこんな感じです。
なんだかちょっと、懐かしいですね。

その他、サポーターさんからも
そろばんをお送りいただいております。

皆様のご協力によりまして
クンデ・ハウスの子ども達の分に加えて
ご近所の子どもさんの分も
少し準備できる数が整いました。
本日を持ちまして、一旦
そろばんの募集を締め切らせていただきます。
ご協力、ありがとうございました。さて、肝心のそろばん教室ですが
そろばんの先生と詳細を詰めたところ
クンデ・ハウスの子ども達は
そろばんをはじめるのには、少し
年齢が早いとのアドバイスを頂きました。
理想的には、後1年ぐらいして始めるのがいいとの事。
そうですか…。
ネパールではちょうどブームなこともあって
ぜひとも習わせたい!と思っていましたし
年齢が早ければ早いほど、
良い様に思っていたのですが
適齢というのがあったのですね…。
このようなワケで
今からゆっくり準備をして
来年度、様子をみながら
教室を開始したいと思います。
でも実は、子ども達、やる気は充分!

実はもう既に、それぞれの「マイそろばんケース」を
小川先生におつくり頂いて
ウキウキなのです♪
今月の2日から、チベット歴のサカダワ月が始まりました。
サカ・ダワとは、チベット歴の4月(お釈迦様月)のことで
この月の満月は、お釈迦様が
生誕し、成道し、涅槃された日とされており
チベット人にとっては、とりわけ重要な期間なのです。
またこの期間に行った善行は
通常の何倍ものご利益があると信じられています。
去年もお伝えしたのですが、
サカ・ダワ期間中のお得な「善行倍増ポイント」
については諸説あり
インターネットで検索してみると、
「300倍」というのが最も支持を集めている倍率のようですが
個人的に聞いたところによると、「300倍」というのは
必ずしもチベット人の共通認識ではないようです。
一番多い方は、「数万倍」なのだそう。
また通常、チベット人は
サカ・ダワが始まると肉食をやめます。
TCPでもサカ・ダワの始まった新月から
菜食の食事です。
この期間になると、
クンデ・ハウスでご飯を食べなくなるアムチ。
そう、お肉が出ないからです!
でも今月からは、同じ敷地に住んでいるので
そういうわけにも行きません(笑)。
ちょうどお休み中の子ども達、
毎朝5時に起きて、スワヤンブナートにコルラに出掛けます。

最近は、すごく体力がついたので
大人の足で、1周1時間のコースを
2周コルラします。
お寺の周りにいる、お猿さんたち。

もちろん、コルラには
アパーとアマーと赤ちゃんも参加。
途中でおしめを取替えながら歩きます。

2周のコルラを終えた後は
お寺の庭でお経を上げます。

サカダワ月の朝は、お寺などで
無料の食事がふるまわれます。
私達も、朝ごはんを頂きます。

お行儀よく並ぶ子ども達。

2周のコルラの後のご飯は、美味しいっ!!

子ども達が、早朝から2周もコルラしたり
きちんとお経を唱えることが出来たり
集団の中で、状況にふさわしい行動が取れる事を見て
チベット人の方々が口々に褒めてくださいます。
2年前には、サカダワのコルラに
参加するのも難しかったのに
こうして今は、全員でコルラ出来る体力が身について
その場にあわせた振る舞いが出来るようになって
本当に、子ども達が成長したなと思います。
観音菩薩様のご加護と
皆さんのご支援に、感謝しきりのサカダワ月です。
未だ、PCは修理が終わらいままなのだそうですが
町のネットショップから送ってくれた写真が来ましたので
ブログをUPさせて頂きます。
子ども達にとても人気のあるアムチ。
ひとつには、よく遊んでくれるからです。
もうひとつは、アムチという職業自体が
チベット人には、たいへん尊敬を集める職業で
多くの子どもの憧れの職業だからです。
アムチの下宿先の部屋にあった
薬の原材料を、新しくする診療所へと
引越ししています。

もちろん、子どもたち、我先にとお手伝い。
先日、サポーターさんに運んでいただいた
カニの甲羅を興味深く、手にするヌモ。

ヌモは将来、アムチになると決めていて
一生懸命勉強しています。

こうやって薬の原料に囲まれて
日常的に目にしたり
薬の製作をお手伝いするようになって
子ども達は、アムチの仕事に
さらに興味が沸いてきているようです。