2009年3月10日に
ほとんど、その存在を知られることもなく
ひっそりとネパールのカトマンドゥで活動を始めた
チベタン・チルドレンズ・プロジェクト(TCP)。
本日を持ちまして
3年目にあたる2011年の運営を
無事に終えようとしています。
現在では、50名の会員サポーター様を有し
皆様のあたたかいご支援と
何かあると我が事のように、ご心配頂く思いやりに支えられ
この一年も、順調に運営することが出来ました。
この場をお借りいたしまして、改めて
心より御礼を申し上げます。
多くのサポーターさんがお住まいの日本では
本年は忘れることの出来ない、大きな災害が起こりました。
サポートして下さる皆様の生活にも
少なからぬ影響を与えたであろう東日本大震災。
たくさんのことが今まで通りに行かないはずの中でも
変わらずにTCPをご支援くださることを
本当に有難く、心から感謝申し上げます。
様々な出来事があった2011年でしたが
こうして年末に、心静かに
1年を振り返る事のできる幸せを
しみじみと噛み締めています。
今年もたくさんのご支援を
ありがとうございました。
皆様、どうぞよいお年をお迎え下さい。
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みんなで囲む、食卓の風景。

子ども達は、どの子も本当に良く食べます。
今日のメニューはこちら。

新しいアマーは、最初「料理経験がないので…」と言っていて
ちょっと心配しましたが
どうして、どうして、とっても美味しいご飯を
毎日作ってくれます。
本当に、レストランで出してもおかしくない
クオリティーの味なので
皆さんもTCPにいらした際には
是非、召し上がって行って下さいね。
その結果、子ども達はこの冬
食が進んで、少しだけぽっちゃりしてきた感じです。
ネパールでお仕事をされている、保健師のIさん。
今回、クンデ・ハウスに
日本脳炎の予防接種をしに来て下さいました。

日本脳炎は、2005年に大流行し
この年の9月15日までに、
発表された数だけで実に
ネパール国内で1540人が発症し、259人が死亡した
とても怖いウイルス性の感染症です。
今年も国内で
数名の死亡例が報告されています。

注射は痛いけれど、がまん、がまん…。

タチェンはどうして、こんなに平気な顔なのかな?
Iさん、ありがとうございました!
夜の勉強時間に
お経の練習をしました。

指導してくれるのは、アムチ。

アムチの子ども達への愛情は
年を追うごとに並々ならぬものになってきています。
今では子ども達は、アムチの事を
「アパーシラップ(シラップ父さん)」と呼ぶほどです。
時にはとっても怖いけど
子ども達は、アムチを大好きで仕方がない様子。
チベット語の読み書きを教えてくれたり
伝統的な民話を話してくれたり
とても楽しい毎日の夜の学習時間です。