なかなかブログをUPできておらず、すみません…。
今回は最大で
9連休の方もいらっしゃるであろう
日本のゴールデンウィーク。
皆様は、いかがお過ごしでしょうか?
香港のサポーターさんから
お休みを取って一時帰国されるとのご連絡を頂きましたので
お会いしてきました。
こうしてご帰国の際に、
お忙しいところわざわざご連絡を頂くのは
本当に嬉しいものです。
Mさんご夫妻は、昨年の9月にTCPをご訪問下さっています。
その時の様子が、こちら↓
2011年9月21日ブログ
「白玉♪」日本に帰国したらからには、
やっぱり日本でしか食べられないものを…
と、お寿司屋さんへ行きました。

本日の午後の便で、帰国のご予定だったので
お会いしてお話できる時間はわずかだったのですが
ひと時、本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました。
TCPのサポーターさんは、
全部で50名ほどの小さな組織ですので
こうしてご連絡を頂いて、お会いした事を切っ掛けに
スタッフとサポーターさんが、個人的に
お付き合いをさせて頂くようになる場合もかなりあります。
非常に興味を引かれるお話を伺うことが出来ました。
TCPが切っ掛けで、こうしてご縁を頂く事や
チベット以外の部分でも、様々な刺激を頂いて
興味や視野を広げる機会を頂戴し
本当にありがたく思っております。
Mさんご夫妻、ありがとうございました♪お会いできて嬉しかったです。
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本日発売の読売KODOMO新聞に
TCPの記事が、掲載されました。
1、2面で、クンデ・ハウスを特集して頂いています。

3月に、ネパールまで取材にお越しいただきました。
子ども達の生活の様子を、カラー写真で多数ご紹介頂いています。
子ども向けの新聞のため、優しい言葉遣いですが、
内容は踏み込んだものになっています。
「チベットは長く、ダライ・ラマになった人をリーダーに独自の国づくりをめざしてきました」
「現在もチベット人らしく生きる自由を求めて、ふるさとを離れる人は多く、ネパールやインドなどで14万人を超える人が暮らしています」
など、チベットは「国」であること
そこで暮す人々は、現在の状況がどうあれ
「チベット族」ではなく「チベット人」である事など
2008年あたりの日本のメディアの報道のトーンからすれば
考えられないような踏み込んだ書き方をして頂いています。
歴史認識に関しては、様々な立場での捉え方がありますので
細かな表現については思うところもありますが
それでもこれまでの報道に比べると、かなり画期的な記事だと思います。
既に会員サポーター様にはご連絡をさせて頂いておりますが
里親さんを初め、ご希望の方には
KODOMO新聞をお送りいたしますので
事務局までお問い合わせ下さい。
またサポーターさんから教えて頂いたのですが
KODOMO新聞のバックナンバーは2ヶ月までさかのぼって
読売新聞社本社1階のヨミープラザでご購入頂けます。
1部150円です。
実費負担で、郵送もしてくださるそうです。
会員様以外でご興味のある方は
お問い合わせになってみてください。
自分達とそっくりな顔かたちのチベットの子どもが
なぜ国を逃れてネパールで生活しているのか
そのことが日本の子ども達にも理解してもらえる、
よい機会になる事を願っています。
先日、スワヤンブナートのお寺で
長寿の灌頂がありました。

久しぶりに、みんなで揃ってお参りに行きました。
大変な人混みです!
子ども達も、列に並んで順番待ち。

この日はお天気も良く、待っている間にドノもカラカラ。

無料のミネラルウォーターを頂きました。

それにしても、子ども達は
本当にいつでもパワーが有り余っている様子です。

ちょっと静かなときは、こんな感じです。

最後は、スワヤンブナートをコルラして帰りました。
久々の出掛け、いいお天気に恵まれて良かったです。
最近はあまり出掛けたりしていなかったので
子ども達も嬉しそうでした。
ナムギャル・スクールは
今日から新学期です。

みんな嬉しそうです♪
おおよそ、学校なんてものは
行かなくても良いのなら行きたくないもの…
日本ならかなりの生徒が、
こういう感覚だと思うのですが
クンデ・ハウスの子ども達は、
学校が楽しみで楽しみで仕方がなくて
かえってお休みだと不満が出るくらいなのです。
他に娯楽がないことも
関係していると思いますが
子ども達にとって、やっぱり学校は
刺激的なところのようです。

中でも、新学期を一番楽しみにしていたのはツェテン。
初めて、学校に通います。
昨日は、学校が楽しみで
ワクワクしすぎて、落ち着かないほどでした。

背の順番に、1列に並んで登校します。

新学期も元気に過ごせますように!
今日も元気に行ってらっしゃい。
サポーターの皆様には
既にご報告をしておりますが
一時的にクンデ・ハウスの専属スタッフが不在のため
いつにもまして、子ども達がお手伝いをしてくれます。

たまねぎの皮むき。

特に最年長のダワは、切ったり炒めたり揚げたり
本当に良く働いてくれます。

お鍋が焦げないように、ゆっくりまわしながら
監督中のイシ。

庭の畑で収穫したお野菜も使って
美味しいご飯が出来あがりました。
毎年1月に発行する、前年の収支報告書。
これまでは日本語のみだったのですが
2011年の分から、サポーターさんのご協力を得て
英語バージョンが出来上がりました。

日本人以外のサポーターさんが増えてきたこともあり
どうしても必要になってきてはいたのですが
スタッフに英語力がないために、
これまでは、報告書を翻訳できずにいました。

TCPのサポーターさんは
実に様々なスキルをお持ちの方がいらっしゃいます。
そこで、英語が大変ご堪能なサポーターさんにお願いしたところ
快く翻訳をお引き受けくださいました。
そのサポーターさんとは
2012年4月8日のブログでもご紹介した
安福さんです。

安福さんは、定年を迎えられるまでの32年間
外資系石油会社にご勤務されていました。
またその後、14年にわたって
外資系化粧品・栄養補給食品商社に勤務
実に様々な部門においてご活躍されていました。
常に英語でお仕事をされていたのだと思います。
大変流暢な英語をお話になります。

翻訳をお願いしてからも、実に短い時間の間に
次々に英訳されたレポートが送られてきて
そのあまりのスピードに
事務局は恐縮するばかりでした…。
こうして2011年分からは、
日本語の収支報告書に加えて、
英語でも収支と活動報告を
皆様にお伝えできるようになったのです。
安福さんは、タチェンの里親さんです。
いつも愛情のこもった素敵なお手紙と
安福さんの日本での生活を細やかに伝える
お写真をお送り下さいます。
現在は、登山、野球、合唱、NPO活動などに積極的に参加され
健康維持に努めておられるとの事。
本当に、活動的でお元気なのです。
プロフィールからご年齢は推察いただけると思うのですが(汗)
年齢を存じ上げずに、初めてお会いしたときは
10歳ほどお若いと思っていた石川です。
いろいろな意味で、刺激を与えて下さる存在です。
多岐にわたってご支援を頂き
ありがとうございます!
日本とは違って、成績が基準に満たないと
容赦なく落第させられる、ネパールの小学校。
今回、子ども達が全員、無事に進級できたのは
子ども達自身の助け合いの効果も大きかったです。

パサンは、お箸を使って
小さなプサンモに足し算を教えています。

毎回、成績優秀者で表彰されるヌモは
チミに英語を教えています。

頭のいいカンドは、タシの分からない部分を
丁寧に教えています。
理解の出来た子から
どうやって分かったのか
その理解の過程を解説してもらうことは
大人が上から教えるよりも
勉強方法として
かなり効率が良かったりします。
できないことが恥ずかしいのではなく
やろうと努力しない事や
分かった振りをすることが
一番恥ずかしい事だと、クンデ・ハウスでは教えています。
そしてまた、
自分だけが出来ればいいって訳ではない事も
アムチに重々、教え込まれているので
こうして自然に、子ども達は
理解の早い子、年上の子が
率先して勉強を見てくれています。
一丸となって勉強した結果
だれも留年することなく、進級できました。
多くの子供に、肉親のいないクンデ・ハウス。
勉強だけでなく、生きてゆく様々な場面で
これからも助け合って
進んで行って欲しいと思います。
4月5日のブログでご紹介した
アトリエfunの「2012年造形教室作品展」早速、サポーターさん、が見学に行ってくださいました。

お運びくださったのは、サポーターの安福さん。
タチェンの里親さんです。
ブログを見て、何と翌日の6日に
行って下さったのだそうです。
有泉先生ともお話くださって
2月のクンデ・ハウスのお話を
たくさん聞いてこられたそうです。
TCPは安福さんには大変お世話になっています。
日本人以外のサポーターさんも増えてきて
語学力の乏しいスタッフに代わって
スキルをご提供いただいているのですが
詳しくは、改めてご紹介させていただきます。
ご見学、ありがとうございました。
アトリエfunの「2012年造形教室作品展」
本日までです。
お花見の行きかえりに、どうぞお立ち寄り下さい。
長らく試験期間だった子ども達。
本日は、大々的にその結果が公表される
成績発表会でした。
朝からドキドキで、
加藤もアムチと二人で、学校に行って来ました。

成績発表会は、こんなフォーマルな感じなんです。
緊張します!!
各学年ごとに、成績優秀者の発表です。
勉強の大好きなヌモは、学年で2番を取りました。

努力家のイシは、学年で3番の成績を修めました。

一人ひとり、名前を呼ばれて
カタと記念品を頂きます。
みんなの前で名前を呼ばれて、記念品を頂くのですから
ヌモもイシも照れています。
おめでとう!
よく頑張りました。クンデ・ハウスは全員が、進級試験に合格し
晴れて新学期からは、学年が1つ上がります~。
よかった~。
実は、ちょっとだけ成績を心配した子もいたのです。
何がネックだったかと言うと「ネパール語」。
決して勉強が出来ないのではなくて
家でも学校でも、使う必要がないので
いまひとつモチベーションがあがらないのが原因だった様子。
みんなで今日は、ちょっと贅沢をして
ご褒美のスイカを食べました。

晴れやかな笑顔のヌモとイシ。

新学期からも、いろんなことに興味をもって
取り組んでくれたらいいなと思います。
本日より、埼玉県川口市のリリア3Fギャラリーにて
アトリエfunの「2012年造形教室作品展」が開催され
クンデ・ハウスの子ども達が描いた
絵と手紙を、展示していただいています。

とても広い会場です。
子ども達を初め、障がいをもつ方や
養護老人ホームで生活されているお年寄りなど
様々な年代の方の自由な創作能力を引き出す活動をされている
アトリエfun。
この絵画教室を主宰されている有泉仁見さんは
東京事務所の石川の友人で
今年の2月のネパール行きに同行し
TCPを見学して下さったのでした。

有泉先生。
そのご訪問の際、
絵画教室の子ども達からクンデ・ハウスのみんなに
一人ひとり素敵なお手紙を頂戴したのでした。

タシがもらった手紙は、色とりどりの力作。

チュインは日本語と英語のお手紙。

クンサンは、女の子からお手紙をもらいました。

パサンの手紙にも、可愛らしい女の子の絵が。
頂いたお手紙のその御礼に
今度は、クンデ・ハウスの子ども達から
日本のお友達に、絵やお手紙を送りました。

一生懸命、お返事製作中。

あかりちゃんへお返事を書く、タシ。

まことくんへお返事を出す、チュイン。
良く見ると、まことくんの「と」が逆を向いてますね^^

タチェンは集中してます。

パサンは英語でお返事を書きました。

こちらは、すらすらと英文を綴るヌモ。

クンサンは、得意のかわいいイラストを描いてます。

絵の上手なイシは、全体のバランスに
気を配りながら絵を描き始めました。

カンドは、わかちゃんへお返事製作中。

チュゾムも、なにやらたくさん文章を書いています。
こうして、クンデ・ハウスの子ども達が
日本のお友達に出した手紙がこちら。

これは、クンサンのお手紙。
可愛いいですね♪

こちらは2枚も書いたチュイン。

あんなちゃんに宛てたダワの手紙。
とっても女の子らしさにあふれてますね。

どの子も、お友達の名前を
日本語で書いています。

お返事が出せるほど
語学力が上達して嬉しいです。

これらの手紙と、子ども達の様子の写真
そしてチベット難民についての説明をボードにして
展示をして下さっています。
アトリエfun 2012年造形教室作品展
日時:4月5日(木)~8日(日)10:00~19:00(最終日は17:00)
場所:JR川口駅西口 リリア3Fギャラリー
お近くの方は、どうぞお運び下さい。
アトリエfunの子ども達の作品は、とても素敵です。

自画像と自己紹介のボード。

力作ぞろいの、絵画です。

小学校1年生の作品が、こんなレベルだったりします!
立体作品も大作がありますよ♪

創作する事の楽しさが、あふれている作品展です。
この空間に身をおくだけでも、ウキウキしてしまいます♪
お時間のございます方は、是非。
長らく暗誦の練習をしてきた「阿弥陀経」。
この度、あの長い長いお経の暗記が
終わりました!!
その途端、アムチは自主休憩。
あれほど厳しく毎朝5時半に
子ども達をたたき起こして練習させていたアムチでしたが
さすがに疲れが出たのでしょう。
なのに、子ども達
自分達で自主練習。

お経の得意な、ヌモ、クンサン、ダワ、カンドが
みんなのリーダになって
朝の自主練をはじめたのです。

親バカですが
「すごいな~、偉いな~」と思っていしまいます。
クンデ・ハウスの子ども達は
本当にみんな、がんばり屋さんです。