先日ナムギャル・スクールで
チベット語、ネパール語、英語の
文字試験がありました。
文字試験とは、
お題として出された単語や文章を
各自のノートにつづり
誰が一番綺麗に書けたか、
先生達が判定する試験です。
学年ごとに、順位が発表されます。
2年生の部:チベット語1位
イシ!2年生の部:チベット語2位
タチェン!さすがにこれまでの
アパーやアムチのチベット語教育の成果が
現れています。
おめでとう!イシ、タチェン!!
イシは何でも、丁寧に根気強くやるタイプだし
タチェンは以前から、文字を綺麗に書く子だったので
この二人の結果には、あまり驚きませんでしたが
今回の試験で、新星が出現。
タシです!1年生のカテゴリーで
チベット語2位、ネパール語2位、英語3位!
確かに字はいつも丁寧に書いていましたが
この結果は、嬉しい驚きです。
タシすごいね!!
おめでとう♪
ちなみにこの文字試験には賞金が出て
1位20Rs、2位15Rs、3位10Rsがもらえました。
これによりタシは、全部で40Rsも頂きました。
学校の試験で、こうして
新たな才能に気付かされたり
することもあるんですね~。
受賞したみんな、おめでとう。
ますます綴りが
好きになってくれるといいなと思っています。
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小川先生が、素敵なプレゼントを
ツェテンに贈ってくださいました。
それは…
お手製のキルト。ABCキルトです。
もともと「ABCキルト」とは
At Risk Babies Crib Quilts の略で
1988年、アメリカ、ニューハンプシャー州のエレン・アールグレンさんが
「エイズの赤ちゃんにキルトを贈ろう」と始められた活動とのこと。
この発案に賛同した人たちが、一枚一枚キルトを作り始め
やがて日本でも、この「ABCキルト」の理念に賛同される方々により
その活動が受け継がれました。
現在、キルトはエイズの赤ちゃんだけでなく、
生まれたときから問題を持つ赤ちゃんや孤児達にも贈られており
世界中にこの支援の輪が拡がって、
既に252,000人の赤ちゃん達に、キルトが届けられたそうです。
小川先生が、日本でABCキルトを作っておられる
「上石神井ABCキルト」さんとTCPをつないで下さり
2009年のクリスマスに、子ども達の全員に
お手製のキルトをプレゼントしてくださいました。
その時、お贈りいただいたキルトがこちら↓
「2009年12月4日ブログ心からの贈り物」そのキルトをクリスマス会で
子ども達にプレゼントしたときの様子がこちら↓
2009年12月30日ブログ「感謝祭 その2」小川先生は、いつも
クンデ・ハウスをあたたかく見守って下さり
新しく子どもが入居するたびに
キルトを贈って下さるのです。
新しくやって来た、チュインにキルトを
プレゼントして下さった時の様子がこちら↓
2010年12月11日「素敵なキルト」そしてこの度
一番最後に入居したツェテンに
キルトをお贈りくださったのでした。
子ども達はこのキルトを、とても大切にしており
自分達で管理しています。
この時期には、肌掛けとして利用させて頂いています。
こんなに素敵なキルトを頂いても
やんちゃな子ども達のことだから
もしかしてすぐにボロボロにしてしまうかも…
などと最初は心配しましたが
頂いてから2年半が過ぎても
みんなが大切に扱っているので
少しも痛んでいません。
1針、1針に、込められた愛情に包まれて眠る子ども達
本当に幸せです♪
ありがとうございました。
6月4日は、サカダワでした。
サカ・ダワとは、チベット歴の4月のことで
この月の15日(満月の日)は
お釈迦様が生誕し、成道し、涅槃された日とされているので
チベット人にとっては、とりわけ重要な日なのです。
このサカダワの日
ネパールのチベット人たちは、前日の夜から
ボダナートやスワヤンブナートの仏塔の周りを
コルラするために出掛けます。
「コルラ」とは
聖なる場所の周りを、
時計回りに歩いて巡礼することです。
クンデ・ハウスの子ども達も
いざ出発!!
いつにも増して
たくさんの方々が、コルラしています。

やがて日が暮れてきました。

暗くなっても、コルラは続きます。
休憩所で、ミネラルウォーターを頂きました。

この日は、寄進のご飯も振舞われるので
こんな素敵な夕飯が、無料で頂けるのです♪

夜になって、真っ暗な中を
たくさんの人々がコルラしています。
ところがこの夜は、あいにくの雨。
約1周1時間のコルラの2周目に
雨に降られてしまいました…。

毎年なら深夜まで、コルラをするのですが
仕方なく早めに切り上げて、帰宅しました。
ところが何と、TCPの門が閉まっている!!
中からカンヌキが掛けられています。
別棟に住む管理人さんが、
私達はもう寝てしまったのだと勘違いして
鍵を掛けてしまっていたのでした…。
門から、管理人さんの棟までは
結構な距離があり
なかなか気付いてもらえません。
結局、管理人さんは、なかなか気付いてくれず
グショグショに濡れながら、待つこと30分。

ああ、それなのに
子ども達の元気な事!!
今年も、みんなでコルラが出来て感謝です。
皆様のご多幸を、お祈り申し上げます。
【“サカダワ”の続きを読む】
日本人補習校の小川先生が
クンデ・ハウスのみんなを
ご自宅にご招待下さいました。
今回は、広いお庭にたくさん実をつけている
アルボクラ(すもも)の収穫をさせて頂きました!

一生懸命、アルボクラを集めています。

チュインはするすると木に登って
上手に採っていました。
お昼には、小川先生の旦那様が
炭火でご飯を炊いて、カレーを作ってくださいました。
小川家のカレーは、具がたっぷり、子ども達の大好物です。
炭で炊いたご飯はまた、格別です!!
子ども達が喜ぶだろうと
スイカ割の準備もしてくださっていました。

実は今回、子ども達を遊ばせようと
あるものをTCPから持参して
小川先生のご自宅にお邪魔したのですが
そのあまりの子ども達のはしゃぎっぷりに
小川先生もとても驚いておられました(汗)
持参した、最強の遊び道具とは…
明日のブログで、
炸裂した子ども達の様子をお伝えしますね!
新しく開墾した畑。
最近、子ども達は種まきにはまっています。

熱心に、畑のお世話をする子ども達を見た山本さんが
「子ども達、一人ひとりに
自分の畑を作ったら、喜ぶんじゃないでしょうか?」
と提案して、帰国前の多忙な中
開墾して下さった区画です。

子ども達は、自分の畑が嬉しくて
ゴミや石を取り除き
ひまわり、オクラ、ひょうたん、とうもろこし、マンゴーなど
それぞれ、育てたい種を蒔きました。

毎日、欠かさず自分の畑に水をやっては
熱心に観察しています。
たくさん収穫できるといいな。