これまでも定期的にご支援いただき
チベットにかかわりの深い藤田理麻さんの絵本を
ご寄付くださっている「ゆるLOHA」様と
代表をなさっている桜本さんより
新しい、藤田さんの絵本をご寄付頂きました。

以前ご寄付いただいた絵本がこちら。
2011年6月27日ブログ
「ありがとうございました」今回もNYから、わざわざお持ちいただいたのでした。
このほかにも「子ども達の教育のために」と
寄付金を頂きました。
寄付金の使途について、お打合せをさせて頂き
文房具を揃えさせて頂くことになりました。
文房具につきましては、
すべてが揃い次第、ブログでもご報告をさせて頂きます。
遠く海を越えた場所からも
こうして長くご支援くださって
本当にありがとうございます。
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ネパールにも、日本と同じく「こどもの日」があります。
ただ、休日ではなくて、学校は普通に授業があります。
でも、一点だけいつもとは様子が違います。
登校前の様子が、こちら。

何が違っているでしょうか?
正解は…

この日は、私服登校の日なんです。
見て下さい!この女子達の、晴れやかな笑顔!!
サポーターさんに頂いたお揃いのお洋服で登校です。
いつも子ども達のことを気に掛け
物資の支援をお申し出下さるサポーターのkmさん。
kmさんはとてもセンスがよくて
素敵な洋服をご寄付くださいます。
お陰で子ども達は、こうしてこどもの日に
新しい素敵なお洋服で
気持ちをウキウキさせながら、登校して行きました。
いつも子ども達を見守って下さるkmさん
心より感謝申し上げます。
日本は未だに、最高気温が30℃を超す
厳しい残暑のようですが、
ネパールはすっかり秋。

植物達が、秋らしくなってきています。
空気の匂いや、風の感じも
すっかり秋。

でもきっと、あんまり秋らしさが
伝わっていないかもしれません…

なぜなら子どもたちが、まだ半袖だからです!
チベットから来た子ども達は、本当に寒さに強くて
特にタチェンなどは、真冬でもノースリーブでいたりして
スタッフをびっくりさせます。
タシの里親さんが、クンデ・ハウスをサプライズ訪問!
里親さんの姿を見つけたタシは、
何と号泣してしまいました…。
これにはスタッフもびっくりです!!
タシには親がなく、赤ん坊の頃から僧院で育ちました。
3年9ヶ月前、クンデ・ハウスに来た時
全く大人に甘えない子どもでした。
生活に慣れるにしたがって
他の子ども達は、スキンシップを好み
スタッフに抱きついて離れないのに
タシだけは大人に抱かれたり触れたりする事を
避けていました。
何につけても「独立した魂」という雰囲気を醸し出し
その孤高で雄雄しい姿から
「タイガー」というあだ名で
子ども達には呼ばれています。
そんなタシが、唯一自分から甘えて抱きついたのが
まだ里親さんになる前の、サポーターさんでした。
サポーターさんも、日本にいらっしゃる時から
タシのことが何だかとても気になるとの事で
わざわざクンデ・ハウスに会いに来て下さったのでした。
タシはサポーターさんだけに親しさを示し
サポーターさんの帽子を身につけてつけて
返そうとしませんでした。
サポーターさんの配慮で、
その帽子はタシにプレゼントしていただいたのですが
それからは寝るときも、何とその帽子を被ったままのタシ…。
ご縁とは、本当に不思議なものです。
里親など、仮初のものとお考えの方も多いかと思います。
でもこうして、一人ひとりがご縁を得て
里親さんと繋がってゆく様子を目にするとき
今生だけでは語りきれない
ただならぬ結びつきを、垣間見てしまうことがあります。
普段は全く感情を出さないタシが
嬉しさをこらえ切れずに、泣きじゃくる様子は
純粋で「最高に美しい」光景でした。
愛されているという実感は
子ども達の成長にとって
何にも替えがたい、大切なものです。
この場をお借りして
全ての里親さんに、改めて
感謝を申し上げます。
里親さんが、新しい本をプレゼントして下さいました。

絵本を囲む子ども達。

絵本が大好きな子ども達。
絵本程度の文字は読めるようになってきたので
楽しくて仕方がないみたいです。

情報の少ないネパールでの生活の中で
絵本は広い世界と想像力を与えてくれます。
フリーマーケットで、とっても可愛いクルタを発見。
あんまり可愛かったので(そしてお値段も安かったので)
買ってみました。

クンサン、似合ってますね♪

チュゾムも随分背が伸びて
充分に着こなせます。

ちょっと照れているヌモ。
残念ながら、こんなに可愛いのは
1着しかなかったので
順番にお出掛けの時に
着せたいと思います。
ネパールのクンデ・ハウスは
風邪が大流行しているので
今しばらくは東京事務所から
ブログをUPさせて頂きますね。
ビッグイシュー日本版の197号は
ダライ・ラマ14世のスペシャルインタビューが
掲載されています。

8月15日発売ですが、まだ在庫はあるようです。
ホームレスの人々に、
収入を得る機会を提供する事業として
1991年にロンドンで始まったビッグイシュー。
1冊300円で販売されており
このうち160円が販売者(ホームレスの方々)の
収入になります。
ダライ・ラマ法王が
ビッグイシューの表紙を飾られるのは
これが初めてではありません。
2010年12月15日発売の157号でも表紙を飾り
スペシャルインタビューに、応じられておられます。
猊下のビッグイシューの活動に対する
深い理解があっての事と思います。
残念な事に、ネパールでは
猊下の御尊影は、決まったタイプのものしか出回っておらず
バリエーションが、あまりありません。
なので日本から、いろんなタイプの猊下の写真を持ていくと
びっくりするぐらいチベット人に喜ばれます。
今回の表紙のような
ちょっとお茶目で活き活きとした猊下の写真は
とてもニーズが高いので
アムチと加藤の分を購入しました。
インタビューが素晴らしいので
是非皆さんもお手にとって
ご覧になってみて下さい。