転校してまだ1週間にも満たない子ども達。
新しい学校は…
もうどうにも、こうにも…
「楽しくてしかたないっ!!!」そうです^^
全力で、こんなにイキイキしている子どもたちを見るのは
本当に嬉しいものです。
これまでの学校にはなった
音楽やダンスの授業があったり
図工での制作や、
2年生からはコンピューターの授業もあるんです。
科学や化学の授業も、
実験や実習が盛りだくさんで、
「明日は実験で使うから、〇〇を学校に持っていかないといけない」
「工作で、〇〇を準備していかないといけない」
などなど、これまでには無かったいろんなものの準備で
毎日がドタバタの忙しさになっていますが
もう本当に、子ども達から楽しい様子があふれ出ていて
このワクワクの止まらない感じが
なんとかブログでお伝えできないものかと思うのです。
学校生活を写真に撮って
お伝えできないのが残念です。
(さすがに学校には潜入できませんので…)学校は、曜日によって制服の色が違います。
本日のカラーは、こちら。

ちなみに初登校の時の、制服の色がこちら。

転校させることに関しては
いろいろと迷う事もありました。
でも、最終的に子ども達にしてあげる事が出来るのは
よい教育のチャンスを準備することだけ。
そして残してあげられるものは、
その教育の過程ではぐくまれる人格と、真の知恵…
という結論になりました。
人格も知恵も、決して盗まれたり脅し取られたりすることのない
不滅の財産です。
やがてこれらの財産は、自らの未来を明るく照らし
またもしかすると、ほかの人々の人生さえも明るくする可能性があります。
もたらされたチャンスを自覚して
しっかりと学んで欲しいと思います。
学校生活が、どれほどズバ抜けて楽しいかを
イキイキと語る子ども達を見ていると
本当に、転校を決断して良かったと思っています。
転校に際して、跳ね上がることになる教育費に悩みつつも
妥協せず良い学校を選ぶことができたのは
プロジェクトを支えて下さる、サポーターの皆様のお蔭です。
改めて御礼を申し上げます。
ありがとうございました。
また一つ、大きな可能性を手にした子ども達の成長を
楽しみながら共に見守って頂けたらと思います。
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日本はゴールデンウィーク。
皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
GWを利用して、TCPをご訪問くださっているサポーターの㎞さん。
みんなを動物園に連れて行って下さいました。

動物園の入り口付近。こんな感じの売店があります。

ネパールの動物園って、どんな感じ?
と思われるかと思うのですが
大型動物だって、ちゃんといますよ^^

こんな大きなカバとか…

ゾウにだって乗れます。

木陰で休憩。
子ども達のもう一つのお楽しみは
ここにある素敵な遊具で遊ぶこと。

シーソーや

こんな素敵なヘリコプター!!!
みんな夢中で遊びました。
お天気にも恵まれて
目いっぱい楽しんだ子ども達でした。
㎞さん、ありがとうございました!
いよいよ新学年のスタートです!
今日からバグマティ・メモリアル・スクールに通う子ども達。

制服も新しく作りました。
ドキドキだけど、緊張よりも期待が大きい様子。
みんな笑ってリラックスしていますね。
これまでは徒歩通学でしたが
新しい学校へは、通学バスで通います。
第一日目を終えた子ども達の感想は
「楽しいっ!!!」だそう。
よりよい環境で子ども達を教育する為に
転校する選択肢が準備できたのも
ご支援くださる皆様のおかげです。
この場をお借りし、サポーターの皆様に
感謝を申し上げます。
ありがとうございます。さあ、新しい学校生活のスタートです!
それぞれが充実した人生を送るためのスキルを
磨いて行って欲しいと願っています。
ここのところ、思わぬ用事でバタバタしてしまい
なかなかブログがUP出来ずにすみません。
その間も、更新されているかと
楽しみにご訪問いただいていた皆様
お待たせしてすみませんでした。
前の学校を退学するための手続きで
今更ながらストップがかかりまして…。
既に2か月も前から
退学手続きを出して受理されたにも拘らず
新学期が始まる今になって
「退学を認めない」…と。
ここの所、入学者が減っているようで
TCPの14人が一斉に転校するのは
その分だけ収入が減るからというのが
このおかしな主張の本意のようでした。
学校に日参し、話し合いの毎日。
道理の通らない理屈に付き合うのは
本当に疲れます…。
結局は、新しく転校する学校の校長までが
以前の学校の校長に電話してあげる!という状況になり
さまざまな理不尽な対応のまま
退学することになりました。
学校に預けていた保証金も1ルピーも戻らず
在学中の修了書も一切出ず…。
いろいろなことがありましたが
明日からは、新しい学校に通う子ども達。
心機一転、新たな学校生活を
存分に楽しんで欲しいと思っています。
春休みですが
またまたお勉強している子ども達。

チベット語の授業中。
先生は、スタッフのイシです。
これまで、学校で
全員がとても良い成績だったのがチベット語。
歴代のスタッフが、厳しく指導してくれたお蔭で
どの子も、チベット語が好成績でした。

新しい学校では、授業は全部、英語になります。
どうしてもチベット語を使う頻度が減ってしまうため
今後はTCP内でも、チベット語学習に
力を入れなければと思っています。
明日は(電気さえあれば…)
新しい制服で初登校の子ども達の様子を
UPさせて頂きますね!
食堂で、アムチと一緒に
子ども達がテントゥクを食べています。

さっぱり散髪したアムチの後頭部&ちょっぴり緊張してる子ども達。
アムチがいると、子ども達もやや抑え気味。
お行儀良くせねば!と
いつもより、静かに食べます。

こちらは、もともとお行儀良く食べる女子チーム。
昔は大きな机に、
男子と女子がランダムに座って食事をしていたのですが
いつの頃からか、男女が別れて座るようになりました。
学校に通うようになって
「男子」「女子」と言う言い方を
良く使うようになったので
やっぱり学校での影響があるんだと思います。
そういえば、小学校の頃って
男子は男子だけ、女子は女子だけで
かたまりますよね。
これも成長の過程なんだと思います。
チベットの代表的な動物を語るとき
まず思い浮かべるのは「ヤク」ではないかと思います。
家畜としてのヤクは
荷役用、乳用、毛糸用など
多岐にわたって活用され、大切に育てられています。

標高4,000mを超える土地を、
背中に荷物を乗せて
ゆっくりと歩く、荷役隊。
もう少し、アップしてみると…

こんな感じです。
人と比較していただくと
ヤクの大きさが、お分かり頂けると思います。
さらに近づいてみると…

西チベットのヤクです。
ほとんどのヤクは、濃い茶色の毛をしていますが
このヤクは、珍しく白っぽい毛です。

こちらが一般的な色の体毛のヤク。
深い色みの茶色です。
(何気にバックはカンリンポチェです)そんなヤクの毛を
TCPの加藤を介して、チベット人から
お買い上げいただいた方がいらっしゃいました。
丁寧な手仕事で、素敵な作品を
作っていらっしゃる下垣和美さんです。
ヤクの毛をスピンドルで手紡ぎし(すごい手間です!)
腰機で織り上げ(織機に糸を掛けるだけでも大変です!)
とても暖かなマフラーを、製作されました。
織り上がった作品はこちらです↓
つばめ工房 「ヤクマフラー」まさに「ヤク」のそのままの色のマフラーです。
ヤクの毛は、本当に保温力に優れていて
ふわふわなんです♪
下垣さんは、織り上がったマフラーの1本1本に
秘かにチベット名をつけておられるのだとか。
大変な時間をかけて、製作されるので
作品に計り知れない愛情が込められ
名前が付いてしまうのだと思います。
この度、マフラーの売上金から
たくさんのご寄付を頂きました。
チベットから来たヤクの毛が
下垣さんの手で、作品になり
お買い上げ頂き、ご愛用頂く方がいてくださって
その利益の一部を、またチベットに還元してくださる…
ヤクの毛をご縁に、素敵な流れを作ってくださり
感謝です。
ありがとうございました。