パサンは犬が大好きです。
「My best friend is dog♪」なのだそう。

アチャと一緒に、犬のシャンプーをしてくれています。

服が濡れてしまうことも構わずに
一生懸命、お手伝い。

とても楽しそうです。
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クンデ・ハウスの女の子のうち
歳の大きな子ども達は
ほとんど毎日、絵日記を書いています。
ある日のイシの日記。

上手な絵と、その時の様子が
英語でつづられています。
クンデ・ハウスでの食事風景です。
日記は「その日あったことを書くものだ」と指導したので
イシの日記を読むと、
今日はフルーツが食べられて幸せだったとか
どんな野菜を収穫したのか
誰がアムチに叱られたとか、
誰が誰とケンカして泣いたとか、等々
実に詳細な出来事記録として、とても面白いです。
ゴールデンウィークに
ネパールをご訪問くださった㎞さんが
現在のTCPの食事について、
写真とコメントをお寄せ下さったので
どんなものを日常的に食べているのか
ご報告させて頂きますね。

「アチャイシの食事は少しでも美味しく食べれるように
手間暇掛けてる分、非常に美味しい。
飲み物は定番の塩ミルクティー。
チャーハンは現地のインデカ米に
人参、ジャガイモ、たまねぎ等、入っている。
味付けは隠し味で自家製味噌、非常に食べやすい。
これに卵とハムを入れたら、日本のお店でも出せるレベル。
蒸しパンと、ひよこ豆、蒸しパンは定番で
これにジャムやピーナッツバターをつけて食べるのだけど
今回はひよこ豆の煮物、かなり美味しいし、
栄養もあり、ツマミやおやつにも出来る。
これまた定番のチベットパンとジャガイモ
今までとの違いはジャガイモだけでなく
ニンジンとたまねぎが刻んで入っている。
これも隠し味で自家製味噌が使われている。
朝食メニューとお弁当は同じなので、
子供達はこれを持って学校にいっています。

ネパールのヨーグルト(ダヒ)は結構有名なのだけけど
素焼きの皿に入ったローカルのダヒは
抵抗があってまだ食べたことはないのだけど…。
スーパーで売っていたダヒを
加藤さんに食べさせていただきました。
子供達もたまに食べてるそうです。
ホテルでもシリアルの上にかけていたもので、
味は日本のコンビニで売ってる
カップヨーグルトと同じです。とても美味しい。
このメーカーはネパールでも有名な物で
ミルクやチーズも生産してるそうです。
500ccくらい入っていて100ルピー(110円)です。」
kmさんはとても観察眼が鋭くて
他にもいろいろな事を、
客観的に詳細に報告してくださいました。
スタッフにとっては当たり前のことでも
日本的な視点で指摘や提案を頂くと
なるほどと思うことが多くて
とても助かりました。
TCPの門の内側で
制服を整える子ども達。
ここに集合している理由は…

通学バスを、待っているのでした。

毎日スクールバスが、TCPまで迎えに来てくれます。
朝は8時15分にお迎えが来ます。
夕方は、また同じバスが子ども達を送り届けてくれます。
女子の中には、バス酔いする子もいたので
初めはバス通学にドキドキでしたが
今のところ酔ったりもせずに、元気に通学しています。

行ってらっしゃい!
サカ・ダワ月が始まりました。
サカ・ダワとは、チベット歴の4月(お釈迦様月)のことで
この月の満月は、お釈迦様が
生誕し、成道し、涅槃された日とされており
チベット人にとっては、とりわけ重要なのです。
またこの期間に行った善行は
通常の何倍ものご利益があると信じられています。
サカ・ダワ期間中のお得な「善行ポイントの倍率」
については諸説あり
インターネットで検索してみると、
「300倍」というのが最も支持を集めている倍率のようですが
個人的に聞いたところによると、「300倍」というのは
必ずしもチベット人の共通認識ではないようです。
一番多い方は、「数万倍」なのだそう。
また通常、チベット人は
サカ・ダワが始まると肉食をやめます。
TCPでもサカ・ダワの始まった新月から
菜食の食事です。
そしてやっぱり、
何と言ってもポイント倍増!なのですから
今月は、いつにも増して一生懸命
スワヤンブナートをコルラする所存です。
ちょっといつもよりおしゃれをして
コルラに出掛ける子ども達。

お揃いのTシャツで、おめかし中。
可愛い髪留めをクンサンに付けてあげるイシ。

ではでは、コルラに行ってきます!
この度、クンデ・ハウスに
新しいメンバーを迎えることになりました。
デチェン・ドルマ 4歳です。

ここに来るほとんどの子どもがそうであるように
デチェン・ドルマも遠い親戚の家をたらい回しにされていました。
性格は物静かです。
泣くことさえも懸命に我慢する様子を見ていると
これまでの生活の辛さが察せられて
本当に切なくなります。
きっとこれまでは、
泣くと叱られてきたのでしょう…。
既に学校への進学手続きも済ませて
子ども達と一緒に学校に通い始めました。
他の子どもたちとの馴染みもよく、仲良くしています。
こうして新しく子どもを受け入れる決断ができるのも
サポーターの皆様のご支援のお蔭です。
ありがとうございます。
可能性に満ちたチャンスを手にした
デチェン・ドルマの成長を
共に見守って頂けましたら嬉しいです。
新しい学校に転校してからは
制服も曜日別に、別カラーの2種類を準備。
洗濯用に、それぞれのカラーを2枚づつ準備したので
一人当たり、4枚の制服を持つことになりました。

毎日制服にアイロンを掛けてくれるダワ。
お姉さんとして、皆の分も掛けてくれるので助かります。
TCPのガーデンは、種まきのシーズンを迎えました。

開墾した畑に
青梗菜、とうもろこし、オクラ、トマトなどを
新しく植えました。

熱心に、草取り中。

イシとカンドも、わき目も振らず集中して
草取りをしています。
今年もたくさんのおいしいお野菜を
ガーデンで収穫することができますように。
5月1日より護国寺で開催されている
Tobet Festival Tokyo 2013東京事務所の石川は
初日に、里親サポーターさんとそのご友人と一緒に
見学に行ってきたのですが
この日は、あいにく夕方から雨だったため
本日改めて、18時から開催される
チャムを観に行きました。
僧侶による仮面舞踏「チャム」は
TCPの子ども達も大好きで
チャムのある時は、みんなでお寺まで出掛けます。
会場に着くと、山門をくぐった時点で
サポーターさんを発見!
何と2日前、ネパールのTCP訪問から戻られたばかりの
㎞さんではありませんか!!
びっくりです!
だってkmさんは、近隣の方じゃないのです。
わざわざ新幹線に乗って、はるばるこのイベントに
お足を運んでいらしたのです!!
その熱心さには、脱帽です。
おまけにいろいろとお土産を持参してくださっていて
スタッフはたんまりと素敵なネパール土産を頂いたのでした。
ありがとうございました。
他にも数名のTCPサポーターさんと、会場でお会いしました。
楽しく嬉しく、言葉を交わしていざ、チャムの会場へ。

本堂の前では、24名の僧侶によるチャムが執り行われました。
日没後、空が深い色を増すに伴って
だんだんと本堂をキャンバスに
デジタル掛軸が浮かび上がります。
とても幻想的な、風景でした。
本家のチベットやインドのチベット文化圏の
どこでも見ることのできない、このコラボレーションには
たくさんの方々が、魅了されていました。
明日がチベットフェスティバル最終日です。
お時間のご都合がよろしければ、是非お運びください。