ロサルの準備


3月2日は、チベット暦2141年のロサル(新年)です。

クンデ・ハウスではロサルに向けて
カプセを大量に作っています。
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朝早くから頑張って、昼までに10㎏を揚げました。
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2009年以降チベット本土では、
チベット人に自由な幸せを享受していることを演出させるため
中国政府の圧力により、強制的に
ロサルを祝わせる行為が行われています。
これに抗議するため、毎年チベットでは、
ロサルの祝賀の一切を自粛し続けています。

自らに火を放ち、
抗議のために命を落とすチベット人の数は昨年も増え
ボダナートで、僧侶による抗議の焼身自殺が行われてからは
ネパール政府による在住チベット人への締め付けが
より一層、激しいものとなりました。

厳しい状況に鑑みTCPは、
毎年祝賀行事を自粛して参りました。
しかし本年は、子ども達に伝統を維持させる目的で、
簡素な形で、行事を執り行いたいと思います。
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髪型


朝、学校に行く前に
女の子達は、ココナッツのヘアオイルとヘアブラシを持って
テラスに集合します。

そして、お互いの髪を
編んだり、結ったりします。
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三つ編み制作中のパサンと
顔に、入念にクリームをぬり込むクンガ。

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みんな毎日、大抵違う髪型にします。
「今日は、1本の編み込み」
「高めのツインテール」

どんなに小さくても
したい髪型がはっきりしています。

年長女子のダワ、ヌモは
特に編み込みが上手です。

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まだ髪の短いデチェンは
可愛いリボンの髪留めを
付けてもらっていました。

子どもの頃


子どもの頃、食べるのが遅くて
給食の時、いつも居残りさせられてた方、いませんか?

一番、年齢の小さなデチェンは
やっぱり小さい分、食べるのが遅いです。
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いつもご飯が、最後になってしまいます。
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夜も、やっぱり最後になってしましました。
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でもクンデ・ハウスは、出されたものは残しちゃいけないので
一生懸命、食べます。
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お腹がいっぱいでどうしようもない時でも
わがままを言ったり、ごねたり、諦めたりせずに
淡々と食べ続けます。

そうやって必ず完食するので、
本当に偉いなと思います。

日本語の勉強


スタッフのアチャイシは、
1階のキッチンの、普段は出入りに使わない閉め切りドアに
去年のカレンダーの裏紙を貼っています。
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何をしているのかと言うと…
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日本語の勉強。

普段の仕事の中で、ふと思いついた時
加藤に「これは、なんといいますか?」と聞いて
生活の中で、頻度の高い日本語から
覚えようとしているのです。
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この日は「私が、やります。」「私が、やりましょうか?」
という文章を書きこんで、暗記していました。

たくさんの日本語の文章が
チベット語と平仮名で、書かれていました。

今週の当番


クンデ・ハウスでは週替わりで、全員が
色々な仕事を当番制で担当しています。

今週のダイニングの掃除は、ヌモとデチェン。
ヌモが、机と椅子を拭きます。
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まずはゴミを寄せて、そのあとに丁寧に雑巾がけ。
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机の下では、デチェンが掃き掃除。
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ちゃんと隅々まで、キレににお掃除しています。
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こちらは洗い物担当のカンド。
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洗い場は、全員分の食器を一人で洗います。
小さい子が担当になったときは、二人で分担したりもします。
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朝食の後、学校へ行く準備を始める前に
こうしてみんなが担当の仕事をやります。

ご見学にお越しになるサポーターさんは
子ども達があまりにハキハキ働くので
驚かれることも多いです。

生活力を身に着けるためにも
「自分の身の回りのことは、自分で
 あるいは皆で協力してやる」というのが
クンデ・ハウスの姿勢です。

新しい首輪


TCPの番犬、リュウの里親さんから頂いた
素敵な革の首輪を、リュウにしてみました。

頂いた経緯については、こちら↓
2014年1月30日ブログ「ネパールへ」

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黄色い革にシルバーの鋲がついた
かっこいい首輪です。

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これです!
黒い毛に、鮮やかなイエローが映えますね。

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とてもしっかりとした首輪で
これなら切れる心配もないですね。
実は何度も、首輪は買ったのですが
リュウの力が強いのか、鎖につないでおくと
そのうちに劣化して切れてしまうことが多かったのです。

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イチも新しい首輪になりました。

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ちょっと毛足が長いために見えにくいですね…。
こちらは、落ち着いたブラウンの素敵な首輪です。

イチは大人しく、首輪のつけ替えに応じましたが
やんちゃなリュウは、遊んでくれるのかと思って
何度もじゃれて飛びつかれて、交換が大変でした…。

素敵な首輪で、ますます凛々しく見える
リュウとイチです。

漢字アプリ


アチャイシとヌモが、
一生懸命スマホ画面に見入っています。
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何をしているのかというと…

実はこれ
「漢字アプリ」で、書き順を練習しているのです!

現在、月曜から金曜まで
毎日1時間半、日本語教室に通っているアチャイシ。
少し、日本語が通じるようになりました。

ヌモを始めとする子ども達は
えり先生の完全日本語会話の成果で
ヒヤリング能力が飛躍的に向上して
スタッフの日本語の会話も横で聞いて理解して
ニヤニヤしています。

随分、日本語が上達した二人ですが、
でもやっぱり、厳格に書き方の順番までが決まっている…
という漢字は難しいようで
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キャーキャー言いながら
ゲーム感覚で楽しんでいます。

畑の開墾


これまでのTCPは、敷地が広かったので
かなり大きな面積を、本格的に開墾して
畑にし、季節ごとに様々な収穫物を得ていました。

新しく引越しした家では
以前ほどの広さはないですが
また、一から畑を開墾しています。

まずは土起こし。
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ペマ、タチェン、ツェテン、デチェンの4人は
少しでも暇があれば、土起こしをしています。

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小さい体なのに、みんな力持ちで
ちょっとびっくりです。

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途中、番犬リュウまで参加したりして
土起こしが続きます。

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でも時々、
シャベルで綱引きが始まったり
土の掛け合いなども勃発しつつ
楽しく、作業しています。

結局、スタッフが感知せぬままに
ほとんどの面積の土起こしが完了しました。

不調の原因は…


チュインの体調不良に端を発し、
吐いたり、めまいを訴える子が何人も出たクンデ・ハウス。

医師に結核の感染を疑われたので
病院で詳細に検査を受けたところ
原因は…


まさかお食事中の方は、いらっしゃらないと思いますが
人によっては、とても気分を害されると思いますので
間をおいてお知らせいたしますが…
心の準備は、大丈夫でしょうか…





では、小さくお知らせしましょう。

原因は「回虫」でした。


現在、該当者は薬の服用で
徐々に快方に向かっています。

お騒がせいたしました。


ところが一番早く症状を発したチュインは
回虫ではなかったのです。
チュインの体調不良の原因は
結局のところ特定できなかったのですが
こちらも薬の服用で快方に向かっています。

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服用している液薬。

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たらりとのどに流し込んで…

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のみ込んで、水を飲みます。

オレンジのシロップのように見えて
甘そうな感じがするのですが
実際はとても飲みにくい味のようです。

ご心配をおかけしましたが
これで子ども達の体調不良は
収束しそうなクンデ・ハウスです。

絵手紙交換:ネパール


2014年1月30日ブログ「ネパールへ」でもご紹介した
クンデ・ハウスと絵手紙交換をしている
アトリエFUNの子ども達からの素敵な手紙を
それぞれ文通相手に渡した時の様子です。
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全員の前で、それぞれを見せながら渡します。
飛び出す絵手紙に、みんな大興奮!

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それぞれが、お友達からの手紙や写真を
じっくりと見ています。

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ツェテンには、大胆な構図の絵を描いてくれました。

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デチェンは、初めてもらった
お友達からの手紙に、大喜び。
飛び出す手紙にびっくりしていました。

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チュゾムも、手紙に大喜び。
何度も閉じては開いていました。

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日本語の得意なイシは、日本語の手紙を
全部スラスラと読んでいました。

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みんなで早速、お返事を書きました。
一生懸命、日本語で書いていましたよ。

お返事は石川が預かって、帰国しました。
近日中に、アトリエFUNの有泉先生にお渡しします。

子ども達の成長


東京事務所の石川は、
昨日、無事に帰国しました。

今回は、羽田到着便を予約していたので
45年ぶりの東京の大雪の影響を
あまり受けることなく、帰宅できました。

ネパールは1日の半分以上が停電中で
電気が来ても、PCがサーバーにつながるのは
半分以下の確立…という状況であったため
なかなか現地からはブログがUPできずにいました。

今日から、滞在中の様子など、
どんどんUPして、お知らせしますね。

今回の滞在中には
色々な場面で、子ども達の成長を
感じずにはいられませんでした。

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例えば、このたくさんの手紙。

石川が帰国の際に
子ども達、みんなが渡してくれた「Thank you letter」です。
こっそりと前日から、隠れて書いて準備してくれた様子です。

スタッフに言われたから書いたわけではなくて
感謝の気持ちを手紙に込めて、
丁寧に、絵も文字も書いてくれています。

「また、ねぱるに きてください」
「いつも ありがとうござます」
「Don't throw my letter please!Thank you」


多分、加藤に聞いたのでしょう、
私たち夫婦の名前が、漢字で書かれた手紙も
何通かありました。

何行にもわたって、全文日本語で書かれた手紙もあります。
英語の手紙も、語彙が増えて、表現が豊かになっています。

絵も、文章も、その内容も、そしてこの行為自体にも
子ども達の大いなる成長を、感じずにはいられませんでした。

健康で、健やかな成長をみせる子ども達。
お守りくださる観音菩薩様に感謝です。
そしてこのプロジェクトを支えて下さる
サポーターの皆様にも、心から感謝をお伝えしたいです。

たまたま定期的に渡航しているために
こうした子ども達の感謝を
代表で受け取っていますが
これらは全て、子ども達がサポーターの皆様にお送りする
「感謝」なのです。

今後も楽しんで、子ども達の成長を
見守って頂けましたら幸いです。
いつもご支援を頂きまして、ありがとうございます。

里親さんからの手紙


東京事務所の石川が
クンデ・ハウスに行くと、
子ども達がソワソワします。

そっと近づいてきて
「ね、ね、持ってきてくれたよね?」と聞かれます。
「いつ渡してくれるの?」と催促を受けるそれとは

里親さんのお手紙です。


チュインの里親さんは、ソフトを使って
お写真と出来事を、素敵にまとめて下さったお手紙です。
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デチェンは、ご家族それぞれからメッセージ。
いつも素敵な言葉にあふれています。
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ヌモは世界地図を頂きました。
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タチェンの里親さんは、
いつもお写真に、詳細な解説を書いて日常を報告して下さいます。
今回はすべて、英語で書かれていました。
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クンサンは、3通ものお手紙を受け取りました。
可愛いカードに大喜びです。
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デチェンは、家族全員参加の
素敵なアルバムです。
ページごとに、ご家族が紹介されています。
おうちにいる猫ちゃんの紹介もあって、デチェンは興味津々。
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クンガは、たくさんのお写真を頂きました。
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イシは大きく焼いたお写真のアルバム。
ページごとに、見入っています。
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カンドは、里親さんご夫妻が、
自分の写真を持って撮影して下さった写真を見て
とても感激していました。
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パサンは、里親さんと。
照れています。
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「見せて、見せて!」アチャ・イシも盛り上がります。
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みんなそれぞれの手紙と写真を、見せあっています。
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ご多忙な中、毎回、手紙とお写真をご準備下さる里親の皆様
ありがとうございます。

里親さんのあたたかい思いがいっぱいのお手紙は
子ども達の心の支えです。
「特別に見守ってくれる存在がある」という事が
子ども達の心を満たして、強くしてくれます。
「愛される価値がある自分」を確認できる
大切な機会です。

たくさんの愛情を受け取って
今回も、笑顔いっぱいのクンデ・ハウスです。

検査の結果


前エントリーをお読みになって
ご心配を頂いているのでは…と思って
なるべく早くブログをUPしようと試みたのですが
停電の激しいネパールでは
電気が来ても、サーバーが込み合っているのか
ネットへの接続がままならず、
昨晩は何度チャレンジしても更新できなかったので
結局、今日になって街のカフェまでブログの更新に来ています。


チュインの長引く体調不良の原因を突き止めるべく
転院した大きな病院で
感染性の疑いがあるので、
早急に子ども達全員の検査を!
との診断が下った2日。

もうお気づきかも知れませんが
肺に影があるこという事は…
そう、医師は結核を疑っていたのです。

4日、朝から全員で
検査に出かけました。
病院で
待合での女子達。
ちょっと緊張気味。

レントゲン、血液検査など、様々な項目を
あわただしくチェック。
15人もいるので、ずいぶん時間がかかりました。

帰宅した子ども達は…
検査の後1 (1)
「ほら、ここ!」と腕まくり。

検査の後1 (2)
「ここに注射されたんだよ」と見せてくれます。
ツベルクリン反応と、血液検査の採血の痕です。

この日、チュインの検査の結果が出たのですが
幸いにも、結核ではありませんでした。

これまでは、全く
薬が効いている様子が無かったのですが
2日に処方してもらった薬は、よく効いているようで
吐気も収まってきました。

一応念のため、血液検査など
全員で受けてきました。

ご心配をおかけしましたが
まずは、結核の疑いは晴れたようです。
もうしばらく、子ども達の様子を見てみます。

明日は病院


東京事務所の石川は、無事にネパールに到着しました。

1年ぶりに、あまりにも電気のないネパールの生活を体験し
電気がいつもあるだけで有難いことだと
改めて感じています。

停電なので…
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夕食風景は、こんな感じです。

ソーラーライトのLEDの光だけを頼りに
夕飯中です。

夕飯の後は、自習時間。
タチェンが描いた、仏像の絵を見せてくれました。
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こんなに暗くても、順番に
加藤の宿題チェックを受けます。
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電気はないけれど
無いなら無いなりに、順応して
食事の準備も、勉強も宿題も
なんでも当たり前にこなしています。
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そして子ども達は
相変わらず笑顔にあふれて、元気いっぱいです。

…確かに元気はいっぱいですが、
約1名、ずっと体調の冴えない子どもが。
チュインはもう3週間も、食事の後に嘔吐してしまうのです。
元気で熱もないのですが、吐き気がどうにも止まらないので
病院へ。

ただし、いくら病院に通っても、症状は改善せず
食事の度に吐いてしまうので、
だんだん体力がなくなってきてしまいました。

原因を特定すべく、ネパールでNo.1と言われる外資の病院へ
2日(日)に検査に行きました。
精密検査をしたところ、
肺と気管支に、気になる影が。

医師の説明によると、まだ原因は特定できないが
感染性の疑いがあり
早急に子ども達全員に検査を受けさせるべきとの診断で
急遽、明日(4日)、病院へ検査に行くことになりました。

クンデ・ハウスは、常にみんなで入り乱れて遊んでいます。
感染源のウイルスの強さと、感染の経路によっては
もうすでに感染しているのではないかと心配ですが
そもそも、原因さえもまだハッキリとしていないので
明日は突っ込んで、お医者様にいろいろと聞いてこようと思います。

選挙


東京事務所の石川が滞在中のタイでは
明日が下院選挙の投票日です。

前日の午後6時から、投票日の夜12時まで
飲酒、アルコールの販売が禁止になるのだそう。
旅行者も例外ではなくて
宿泊の際に、事前に注意がありました。

世界中にニュースで配信されているバンコクの様子ですが
実際のところ…
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主要な道路が通行止めで、歩行者天国になり
露店が立ち並んで、ちょっとした縁日みたいです。

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街の主要なポイント7ヶ所では、
このような巨大ステージが設けられ
演説やコンサートが行われています。

救護所や無料のミネラルウォーターの配布場所
無料の食事場所もあったりして
ちょっと不謹慎な言い方かもしれませんが…
結構みなさん、楽しそうな雰囲気です。
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所々に、テント村もあります。
ルンピニ公園のテント村は、とても大規模ですが
ちょっと写真を撮るのがはばかられる空気でした。

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夜はさらに、演説で盛り上がります。
こぶしを上げて盛り上がる支援者の方たち。

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露店では、反政府デモ応援グッズが売り出されています。
実に、色々な種類があります。

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Tシャツ、アクセサリー、笛など
全て国旗のカラーリング。
そこに並べられていていた、
タイ国旗の帽子を見て
ちょっと切ない気持ちになりました。

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カトマンズでは、先日
このチベット国旗の帽子を被っていた若者二人が
理由もなく逮捕されました。

今ではネパールでは、事実上
チベット国旗を身に着けたり、掲示することは許されません。

数年前は、こういう場合、拘束されても
ちょっと見せしめ的な感じで
半日で釈放されましたが
逮捕されて数日、未だ若者二人は帰ってきません。

最近、ネパールでは
チベット人の不当な逮捕、拘束、財産の没収が行われています。

いろいろ問題をはらんでいるとしても
こうして言いたいことが言えて、
政治的な信条が自由に表現できるタイは
やっぱり自由なのだと、羨ましく思いました。

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