どうもチュインが、はやり目に感染した様子。
共同生活のクンデ・ハウスでは
これまでも何度か、はやり目が瞬く間に感染したことがあり
早めの対策が必要です。

アムチにチベット薬で目薬を作ってもらう事も出来るのですが
チベット薬の目薬は、目に染みるので子ども達には不評…。
頂いた抗生剤の目薬があったので、
症状の出た子ども達に使用しました。

目薬のさし方を誤って、感染が広がってはいけないので
何事も慎重なイシに、点眼をお願いしました。
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「おやすみなさ~い」

チベット人の習慣に従って
今でも裸で寝る事の多いペンバ。

「おやすみなさ~い」
冬には暖をとるために
1つのベッドに2~3人がひしめき合って寝ていますが
夏の今は、それぞれが自分のベッドで眠ります。

「おやすみなさ~い」
学校に宿題にお手伝い。
今日も一日、忙しかったです。
よい夢を見て眠ってね!

「おやすみなさ~い」
お金を貯めて、アムチが初めて新車のバイクを購入した時
そのバイクは、子ども達にとって
それはそれは、もうどうしようもなくカッコよくて素敵で
アムチが診察から帰って来ると、一斉に子ども達が
バイクに群がっていたものです。
アムチがどこかに出掛ける時には
先を争って、バイクの後ろにまたがって
一緒に乗せてもらうのが
楽しくて仕方がありませんでした。
今でもバイクは、子ども達の憧れです。
男の子だけでは無くて
女の子達も、バイクをカッコいいと思っています。

男子しかいない剣道教室に「私も通わせて欲しい」と言う程、
活動的でいつも自分を貫くカンド。
いつかはバイクに乗りたいと思っている様子です。
24日、ネパールのカドガ・プラサード・シャルマ・オリ首相が
辞意を表明しました。
首相に反発したネパール共産党毛沢東主義派(毛派)が
連立与党から離脱、
首相の不信任案を提出し、不信任の採決が行われる事になったため
それに先立って、辞任を表明したとの事。
首相の就任は昨年の10月ですから
1年にも満たないでまた、首相が変わってしまうのですね…。
ちなみに、野党から離脱したネパール共産党毛沢東主義派は
野党最大勢力のネパール国民会議派と、連立する動きなのだそう。
それによって次の首相には、
毛派の議長であるプラチャンダ(プシュパ・カマル・ダハル)が
選ばれるとの話です。
プラチャンダ氏は、第56代の首相。
この時は、9か月足らずで退任してしまいました。
最近は、コネを活用しないと難しいものの
ガスも何とか買える様になってきて
やっと生活が安定しつつある状況だったのに
ネパールの今後は、またも混迷の度合いを深めていく様子で
なんだかな…とため息が出てしまいます。
ま、そうは言っても
クンデ・ハウスは通常営業。

今日も元気に
「いただきま~す!」

先の事をあまり案じても仕方がないので
とりあえず腹ごしらえ。

あれ?
大食いのアムチが、何故だか普通盛を食べてますね。
お代わりするのかな?
ペンバの髪が少し伸びたので
カットすることにしました。
準備OK!!

出来上がりが、こちら。

あんまり変わってない??と思われるかもしれませんが
1cmと少し、短くなりました。
元々が短髪なので、一気に短くすると
男の子みたいになってしまい
以前、泣き出してしまった事があるので
最近は、様子を見ながらちょっとだけ
切る様にしています。
子ども達は当番制で、
自分たちの洗濯ものを全て自分たちで洗います。
電気がない事が多く、
基本的には全て手洗いです。

大量の洗濯もの、毎日の洗濯は重労働…。
特に雨季のこの時期は、干しても乾かず、悩ましい限りです。
子ども達が食堂で、食事の準備のお手伝い。
でも実際は…
お手伝いと言う言葉が当てはまらないクンデ・ハウスです。
何でもメニューさえ決まれば、もう指示をしなくても
ちゃっちゃと子ども達が準備してしまうのですから!
こちらはじゃがいもの皮を剥いています。
大人数ですから、ジャガイモの数も大量です。

もともと食欲旺盛な子ども達。
特に男子は育ち盛りで、まあ本当に良く食べる事!
これからの数年、毎月の食費にドキドキしそうです。

こちらは、玉ねぎを刻むチーム。
いつも大抵、玉ねぎのみじん切りは、
ペマが進んでやってくれます。

こちらは台所で、小麦粉の生地をこねるチーム。
チュインとカンドが、体重を掛けてこねています。
水加減も、生地をまとめる手際も、本当に慣れたもの。
今日のメニューはベジモモ(野菜のモモ)です。
法王様のお誕生日である7月6日の合同お誕生会。
どうしてもケーキの写真だけが、画像が壊れて
上手くデータを取り出せずにいたのですが
色々と試した結果、取り出すことに成功しました!
そんな訳で、子ども達のお楽しみの
ケーキの時間の様子をお届けします。

1人1人の前に、ロールケーキを準備。
ろうそくも立てました。

やっぱりケーキを頂く前にも
お祈りは欠かせません。
特に今日は、法王お様のお誕生日ですから!

うふふ、嬉しくて笑っちゃう…。

みんなも、お誕生日おめでとう!

地震の後の進まぬ復興、
政治の混乱による国境封鎖
それらの影響による食料、エネルギーの激的な不足
本当に色々な事がありました。
それでもこうしてまた1年、子ども達は無事に大きくなりました。
誰も欠けることなく、大きく健康を害することなく
この日を迎えられたことを、心から感謝しています。
いつもご支援くださるサポーターの皆様
ブログを見て応援して下さっている皆様
本当にありがとうございます。
今日もクンデ・ハウスは笑顔であふれています。
7月6日は、ダライ・ラマ法王の81回目のお誕生日です。
そしてその善き日に、クンデ・ハウスでは
子ども達全員の、合同お誕生会を開催し
今年で3年目になります。
お誕生会は、午後7時からスタート。
今年はまずはビンゴから。
今回のビンゴの景品は、
本、文具、などの学用品から
虫眼鏡、懐中電灯など、ちょっと普段は高くて買えないものなど
子ども達がワクワクするものを取り揃えました。
番号を呼ぶ声に、真剣に聞き入る子ども達。

みんな、それぞれ当たったプレゼントに大喜び。
とても盛り上がりました。

続いては、お待ちかねのケーキ。
何故かカメラの調子が悪く、データが一部壊れてしまって
ケーキの写真がUP出来ないので
後ほど(あるいは日を改めて)
写真を掲載させて頂きますね。
(7月8日追記)どうしたことが、ケーキの写真だけ
データーが壊れてしまっていて、UPすることが出来ません…。
ケーキは子ども達のお楽しみなので
とってもフォトジェニックな場面なのですが
ご覧頂けずに残念です。
すみません。その後は、ビデオで「クンドゥン」を鑑賞。
「クンドゥン」は、1997年にアメリカで公開された
ダライ・ラマ14世の半生を描いた映画です。
日本では1999年に上映されました。
この映画、法王様ご自身が事実に基づき
様々にアドバイスをされ、制作されたと言われています。
つまりここに描かれているのは、どれもが歴史的な事実です。
転生者として認定されるまでの様々な手順は
本当にドラマチックで、その展開にドキドキしてしいまいます。

めくるめくミラクルな展開の幼少期から時代は進み、青年期。
中国の圧力を受け、やがてチベットのために
1959年、24歳の法王は、亡命と言う苦渋の決断をされます。
我が身のためではなく、チベット人と祖国の未来のため
亡命をされるシーンは「1国の未来をたった一つの背中が背負う重み」に
見ている側も胸が押しつぶされそうになります…。
出演者の会話が基本的に英語でなされている事など、
突っ込みどころもあるのですが、
アメリカ映画であることを思えば
そんな演出を差し引いても、非常に価値のある映画です。
ビデオ鑑賞の後、子ども達と
法王様のこれまでの波乱な半生について語り合いました。
子ども達、ひとりひとりがチベットの明日を担う貴重な人材です。
法王様がどれほどの決意で、亡命をされたのか
その思いを今一度心に刻んで
明日からもより良い未来のために
やるべき事に取り組みたいと思う、7月6日でした。
身軽なペマがはしごに登って
伸び放題の庭の木を、伐採してくれました。

木の上から手を振るペマ。
チュインとペマで順番に、枝木を切ってくれました。
その量がこちら。

とても大きな枝です。

高い木の上に、スルスル登るペマやチュインが
とてもカッコよくて真似したいけど
まだまだ体が小さいので、マネは難しいちびっこチームは
下ではしごを支えていました。

伐採した針葉樹の葉で
地面に、お絵かきしもしました。
明日はダライ・ラマ法王の81回目のお誕生日。
法王様のご健康とご長寿を御祈願すると共に
クンデ・ハウスでも合同お誕生会を開催します。
合同お誕生会の開催の経緯と
昨年の様子がこちら↓
2015年7月ブログ「お誕生会」明日に向けて、スタッフは買い出しなど準備に追われています。
子ども達のお誕生会に使って下さい…と
ご寄附をお寄せ下さったサポーターさんもいらして
この日の事を忘れずにいて下さり
本当にありがたい限りです。
学校がお休みになる土曜日は
毎週、クンデ・ハウスの大掃除の日。

洗面台の鏡を、とてもきれいにお掃除してくれるクンガ。
手が届かないので、
洗面台の上に、一旦上がって
ゴシゴシ磨いてくれました。
子ども達の通う学校で
文化祭が行われました。
文化祭の当日
ちびっこチームは正装をして登校。
その様子がこちら。

もうちょっと、近づいてみましょう。

みんな嬉しそうですね。
学校には色々な民族の子どもがいるので
それぞれの文化に根差した、
伝統的な衣装で登校します。
小さい時から、たくさんの習慣や価値観に触れて
優劣ではなくお互いを尊重し合う事を学ぶことが出来るのは
多民族国家の良い部分だと思います。