男子に加えて、カンドと共に剣道を習い始めたパサンが
剣道の胴着に、名前を縫い付けています。

剣道教室でだけ通用する
日本人っぽいニックネームを付けたいと
女の子達が考えた日本名で
名前を縫い付けました。
剣道女子の日本名はそれぞれ下記です。
カンド→まりこ
パサン→しょうこ
ヌモ→あい
チュズム→はるか

「あい」の白い布を縫い付けるヌモ。
この度、新しく着任された剣道指導員の佐々木先生が
「もっと女の子達にも剣道を教えたい」とのことで
新しく、ヌモとチュズムをメンバーに加えて頂きました。
今週は試験週間で、
子ども達は毎日午後1時に帰宅します。
午後の早い時間に帰宅した時は
3時におやつを準備します。
何しろ食べ盛りの子ども達、
夕食までにかなりお腹が空くみたいなのです…。

この日は、枝豆を茹でました。
健康的なおやつです。
みんなでガーデンで、ワイワイ言いながら頂きました。
相変わらず、停電の多いネパール。
テラスに出て、懐中電灯の元で勉強中。

日本ではもう停電する事もないし
誰でも義務教育が受けられるし
教科書も無料だし
ゼネストで急に学校が何日も閉鎖されたりしないし
本当に恵まれた環境だと思うのですが
そうなるとそうなったで、
そのありがたみを忘れがちになりますよね。
教育が人生を大きく変える可能性に溢れたチャンスだって事も
平和で恵まれた環境だと、なかなか実感しにくいですし。
かと言って、物質的な豊かさがあっても
情報が多すぎたり、関係性が複雑化した分
比較され、競争にさらされ、
日本の子ども達だって、色々大変だと思います。
「じゃあ、一体なにが幸せなんだろう?」という話を、スタッフでします。
最低限、食べられて教育が受けられて、あとはすっきりと簡素な状態…
全てが「当たり前」では無くて
一つ一つに、感謝の心が向くぐらいのシンプルな生活が
もしかしたら一番幸せを実感するのかも…などど、話しています。
これまでも何度かご紹介している
TCPの番犬、イチ。
TCPの設立の前から
スタッフ加藤の家の番犬でした。
イチの周りの環境も、TCPの設立によって激変し
急に家族が増えて、驚いたと思います。
いつも子ども達を守ってくれて
本当に頭の良い、分別のある犬です。

でも、そんなイチももうすっかりおばあちゃん。
ここ数年は、やっぱり齢だな…と思う事も多くなりました。
年齢を1番実感するのは、健康上のトラブルが増えた事。
昔は全く病気などしなかったのに
ここ2年ほどは、ちょっとした切っ掛けで
体調を崩してしまう事があって
やっぱり全体的に体力は、落ちてきているように思います。
最近は目の方も徐々に弱っている様子。
齢と共に、体の機能が衰えていくのは仕方のない事とはいえ
色んなことが昔みたいに出来なくなってきてる様子を見るのは
ちょっと切ないです。
イチと過ごす時間が、これまで以上に充実した
楽しいものになるようにと願っています。