青いお皿の上には
薄焼きのパンに、肉、ジャガイモなどの野菜の炒めもの。
よーく見て頂くと…

いつものパンを
今日は可愛く、ハート型に焼いています。
ちょっとしたことですが
女子ってこういう事で盛り上がりますよね♪
2階のテラスで、
剣道の防具をお手入れする子ども達。
ちょっと誇らしげです。

こちらは、手伝う振りをして
結果的には遊んで邪魔してしまっている女子2人。

子ども達にとって、剣道は「カッコいい」武道なのです。
そういう「憧れ」で、物事を始めると
楽しく長続きしますね。
まだまだ秋休み続行中のネパール。
何かここらで楽しいイベントを!と思って
みんなでピクニックに出掛けました。
ピクニックと言っても、クンデ・ハウスの場合
タダの行楽ではありません。
せっかくなので、満月に合わせて
ボダナート、バクタプール、ナモーブッタへお参りに行きました。
そう、巡礼ピクニックです!
いざ、出発。

丸1日掛かりになるので、昼食も持参します。

早速、お灯明をお供えします。

ナモーブッタへはちょっとしたトレッキングです。
標高の高い分、景色もきれいです。

お天気にも恵まれて、
気持ち良い秋の空気を満喫しました。
→「満月のピクニック その2」へ続きます。
昨日のブログを見て
ヌモが左手に、カッコいい腕時計をしているのに
お気づきになった方はいらっしゃるでしょうか?
これまでも子ども達の写真をよく見て頂くと
時々、腕時計をしています。

この時計は、アムチに買ってもらったもの。
少し前の話になりますが…
子ども達が腕時計を手にするまでのお話は、下記です。
子ども達の通う学校は、生徒が皆
腕時計をして登校します。
伝統のある学校で
授業料もそれなりのお値段なので
通っている生徒の家庭の経済状況は
ネパールの中では恵まれているのです。
でも、クンデ・ハウスの子ども達には
腕時計がありません。
子ども達は、お友達の腕時計が
羨ましくて仕方がなかったのですが
TCPの運営状況も分かっているし
学校に行ける事だけでもありがたいとも思っているし
スタッフには腕時計が欲しいなんて、到底言えませんでした。
ある日、子ども達がアムチの診療所を手伝っている時
こっそりとアムチに
「友達はみんな、腕時計をして学校に来るんだ。
すごく素敵でカッコいい。でもウチじゃ、無理だもんね。」
と本心を打ち明けたのだそう。
子ども達の気持ちを知ったアムチは
ただ買い与えるのは教育上よくないと思って
集中的に子ども達に、診療所のお手伝いの仕事を発注し
その働いた対価として、順番に腕時計を渡しました。
そんな訳で、子ども達はそれぞれ
腕時計をお手伝いによって手に入れたのでした。
実際のところ、お値段は
1つ数百円。
値段はつつましいけれど
子ども達にとっては、
大きな自信をくれる腕時計なのです。
長いなが~い秋休み。
子ども達は、毎日勉強の時間を設けています。

どうしても、秋休みは長くて
その間に勉強の習慣がなくなって
成績を下げる生徒が、学校には何人もいます。
折角のこれまでの努力が無駄にならない様に
クンデ・ハウスでは、一斉に勉強する時間を取っています。

全員が勉強るすると、
自分だけサボるわけにはいかないので
それぞれが気持ちを引き締めて頑張れるので
なかなか良いです。

一番年少のペンバはかなり成績が優秀です。
小さいけれど、よく勉強します。
写っているのは、ネパールの金曜日夜に
放送されるNTVチャンネル。

この日は、先日武道館で撮影された
剣道の講義の様子が放映されるとの事で
テレビの前に全員で正座で坐って
今か今かと待ちました。

子ども達の練習の様子も
写るんじゃないかと思ってずっと待っていたのですが…
残念ながら、先生の模範の様子だけでした。
眠い目をこすりながら、最後まで
自分たちが写るんじゃないかと期待していた子ども達。
残念でした。

あまりにも自分たちが写らないので
途中で睡魔に負けてしまったタシです。
ダサイン真っ最中のネパール。
子供達が庭にあるボコテを搾って
ジュースを作りました。

ボコテは柑橘系の果実で、
グレープフルーツに似たフルーツです。
果汁たっぷり…と言ったタイプの果物ではないのですが
それでもみんなで分け合えるほど、ジュースが出来ました。
甘酸っぱくて美味しかったです。
まだまだ学校は秋休み…。
夏休みのお母さん方の憂鬱が察せられます。
子ども達のお昼ごはんをどうしよう…
今日の勉強は何をさせよう…
色々と考えて企画して準備しないといけなくて
いつにも増して、スタッフにとっては忙しい時期です。
2009年1月の子ども達の写真です。
あれから丸7年が過ぎ、もうすぐ8年。
昔の写真を見直してみると
本当に子ども達が大きくなったなと
しみじみ感じます。

健康で、ここまで成長してくれただけで
その御加持に感謝です。
その成長を助け、見守り、時には色々と祈って下さった
多くのサポーターの皆様にも感謝です。
改めまして御礼を申し上げます。
子ども達は成長し、年中組は思春期真っ盛り。
有り余るパワーに子ども達自身が戸惑ったり
悩んだり、心身のコントロールの難しさを感じている様子…
個人によって状況は違いますが、
年中組のみんなが難しい思春期を駆け抜けています。
思春期になったら男子に
「クソババア!」とか言われちゃうのかも!?
なんて昔から冗談半分にスタッフの間では話していました。
現在のところ、さすがにそんなことは言われたりはしませんが
ちょっと(いえ、時には大いに!)反抗的な態度なんかは
とったりする思春期チームです。
いわゆる思春期のこの様な態度は
自己形成の上で誰もが通り抜ける道で
むしろ、その通りに反抗的な態度をとることは
ある意味、順調に成長しているという事だと理解してはいるのですが
TCPの場合は人数が複数なので
スタッフもちょっとパワーが追い付かない事もあります。
でもそんな時、心を慰めてくれるのは
ダワの成長です。
最年長のダワは、
つい最近まで思春期まっさかりだったのですが
ここのところ、すっかり態度も思考も大人の仲間入りをしています。
子ども達が騒いでも、スタッフの意志を汲み取って
上手にみんなを注意してくれます。
スタッフと子ども達の中間的な位置で
理性を持って取り仕切ってくれるその態度は
本当に成長を感じさせます。
「思春期が終わると、こんなに中身が成長するのか」と思うと
年中思春期チームの態度も
今だけなんだと思うことが出来て、とても助かります。
いよいよ1年で一番長いお休みが始まりました。
ダサイン休暇の期間中
先生のお時間が取れる時に
稽古を付けて下さるとの事で
先週の金曜日から、連日
武道館へと通わせて頂いています。

礼儀作法も、日本の純粋な剣道のそのままです。

何だかこうして見ていると、
妙にカッコよく思えてしまうのは
親のひいき目と言うものでしょうか(苦笑)。

長期休みの間は、何かと生活がルースになりがちなので
こうして練習に通わせて頂けるのは
本当にありがたいです。
先生の熱心なご指導に感謝です。
子ども達も楽しそうで何よりです!
もしももしも将来的に、
剣道の試合で日本に行けるほど強くなったら…などと
ものすごく気の早い、勝手な妄想も膨らませてしまいます。