番犬モモはクンデ・ハウスのアイドルです。
こちらはクンデ・ハウスにやってきた頃のモモ。

小さくて小さくて、ふわふわの仔犬時代。
いたずらするので、最初は夜は柵の中で寝させていました。

電気コードなどをかじってしまうので
今は注意しながら様子見です。

2階のテラスから、子ども達を見送るモモ。
仔犬の成長は本当に早いですね。
台所の机でも、リビングの机でも
はたまたそれぞれのベッドでも
勉強して臨んだ学年末試験。
こちらは一人で勉強していたチュイン。

やっぱり一人が集中できるみたいです。
さあ、結果はどうでしょうか?
この結果次第で、進級が決まります。
もしも合格点に達していない学科がれば
父兄に連絡が来ます…。
学校から電話が掛って来ない事を願います。
子ども達はネパール語が苦手で、試験を落しがちです。
授業は基本的に英語だし、家に帰ればチベット語
ネパール語を話すのはネパール人のお友達との会話だけなので
どうしても語彙も限られてしまうし
文法も理論的に述べるのは難しい様子。
分かります、分かります
スタッフにとってもネパール語は母国語じゃないので
その苦労は分かりすぎるぐらい、分かるのですが…
やっぱり試験は一度で終わらせてもらえたら有難いです。
子ども達の学校で
「科学発表会」がありました。
年度末のこの時期に毎年開催される
全校あげての大規模な行事です。
こちらはカンドの班のみなさん。
カンドは案内ボランティアとしても活動していました。

チュインはお手製の掃除機を発表しました。

家でも掃除機を見せてくれましたが
持ち手部分など改良されて
さらにヴァージョンアップしています。
こちらはタシの班。

ボートを作りました。
動力も搭載していてスイスイ進んでいます。
こちらは小さい学年の発表。

参観者に質問されちゃったけど
カメラが気になってしまったツェテン。
こちらはクンガ。

火山について教えてくれます。
こちらはデチェン。

先生や父兄が次々に訪れて
質問されるので、緊張している子ども達。
発表は2日に渡って行われました。
科学に関する学習の発表が聞けるだけでなくて
実際にどんなお友達と仲良くしているのかなど
学校生活の様子も垣間見られて
父兄にとっても楽しい参観でした。
休日に、アムチのクリニックをお手伝いする子ども達。

掃除に始まり
薬の原料となるハーブの不純物を取り除いたり
粉砕して粉にしたり、焼いたり蒸したりして
製薬のお手伝いをしたりしています。
お客さんが見えたら
お茶を作ってお出しする事も。
こうやってアムチの仕事全般を
見習い修業しています。
ボン教の医学校に通っているパンチョル。
アムチの親戚です。
毎週土曜日にクンデ・ハウスでチベット語を指導してくれています。
今は学校が春休みなので
毎日TCPに来てお手伝いをしてくれています。
登校前の身だしなみチェック。

何故かリュウも並んでチェックを受けようとしています。

こんな風にネクタイの正しい結び方を教えてくれたりもします。
こうやって身近にちょっと年上のお兄さんがいてくれるのは
とてもありがたい事です。
スタッフだと年齢が離れすぎていて
注意や指導がどうしても
親VS子のような構図になってしまうのですが
こうして身近な年上の兄だと
子ども達も素直に注意を聴きます。
パンチョルが春休みに毎日来て
隅々まで気を配って目を行き届かせてくれたお蔭で
現在クンデ・ハウス内が、きっちり整理整頓されています。
新入りのモモちゃんとカンド。

凄くやんちゃなモモ。
色々なものをかじるので、目が離せません。
カンドがモモをおんぶしているこの写真
背負われた感じや表情、目線をカメラに向けているところが
まるで人間の子どもみたいですね。
こちらはリュウ。

口を「むぎゅ」とした可愛い表情だったので
写真を上げておきますね。
JAICの隊員さん8名がクンデ・ハウスにお越し下さって
子ども達と楽しく身体を動かす時間を、作って下さいました。

庭での様子です。
もちろん、子ども達は大喜び。

今回お越し下さったのは
ネパールの学校で体操、サッカー、ボッチャなど、
主に身体の不自由な方にスポーツなどを指導する
活動をしておられる隊員さん達です。
本当に子ども達、楽しそう!

でも多分、一番喜んで参加していたのは
アムチの様な気がします(笑)。
身体を動かすと、気分も爽快!
楽しい時間をありがとうございました。
昨日、ネパールはホーリー!!

色粉まみれの男子達。
春の訪れを祝い、ヒンドゥー暦11月の満月の日
カラフルな色粉を顔に付け合ったり
水を掛けたりします。
インドのホーリーは過激と恐れられていますが
ネパールも年々派手になっている気がします。
安全を確保するため、
クンデ・ハウスは基本的に敷地内だけで無礼講!の制度。

水の掛け合いは門を入ったこのスペースのみ。
ひとしきり遊んでみんなでランチにしました。
その後は…

門の外に立って
道行く人を「ハッピーホーリー!!」と祝福します。
ま、祝福と言ってもその方法は、
ほっぺに色粉を付けるんですけど(笑)!
ホーリーが終わるとグングン昼間の暖かさが増します。
ホーリーを境に、春に突入したネパールです。
最近も時々、バンダが起こります。
バンダになると交通がストップするので
通学バスが運行できず、自動的に
各学校がお休みになります。
そんなバンダのある日
アムチの診療所でお手伝いするヌモ。

みんなで薬剤の原料から
不純物を拾い出しています。

1人でやると大変な作業ですが
こうして何人かでやると随分早く終わります。
最初は和気あいあいと話しながらやっていても
途中からは集中しすぎて、話す事も忘れてしまいます。

午前中、アムチに診療所を色々とお手伝いして
お昼は診療所の下の食堂で
アムチがモモをご馳走してくれました!
全員がそれぞれ、2人前をペロリと食べます。
なのにどうしてクンデ・ハウスの子達は
こんなに太らないんでしょう…
謎です。
元気な食べっぷりに
こちらまでエネルギーチャージ出来ました。