JICAの隊員さんが、
クンデ・ハウスに遊びに来て下さいました。
いつも何かと気に掛けて下さって
色々なイベントを企画して下さいます。
ありがとうございます!
この日は楽しく身体を動かす体操を
教えて頂きました。

まずは整列して真面目に話を聞いています。

身体を動かし始めると、弾ける笑顔!!
やっぱりみんなで身体を動かすと楽しいです!

この日は、世界の孤児院を回り、
踊る事の楽しさと、そこから生まれる「場」と「連帯感」を
みんなとシェアする活動をされている日本のお兄さんも
スペシャルゲストで参加して下さっています。

最近のヒップホップを子ども達と一緒に踊って、
みんな大満足!な楽しい時間でした。
リズムに乗る楽しさと
それを身体を使って表現する素晴らしさを
子ども達に体感する機会を下さって
本当にありがとうございます。

また、世界を旅する彼の半生と将来の夢を
子ども達に語って下さいました。
みんな興味津々で聴き入っていました。
クンデ・ハウスでは
リビングからキチンへの通路を棚で仕切って
物置にしています。
本来は通路のその場所
棚の背中が見えてしまうので
いつもはカーテンを掛けています。
そのカーテンを外しては
こまめに洗濯してくれるアチャです。

綺麗に洗い上げたカーテンが
掛ける時に床に着いたりしない様に
シェルフにおいて作業をするあたりが
さすがアチャです。
高地で気温も低く、極度に乾燥した環境だったチベット。
長らくそのような環境で生活してきた人たちの中には
高温多湿の場所で暮らす時に
当然気をつけねばならない事が
なかなか身に着かない方が居ます。
衛生観念については
大きく常識が違っているのです。
アチャは、いつも身の回りを清潔に維持しようと
気をつかってくれています。
設立の時から、TCPの番犬を務めてくれているイチ。

でももうすっかりおばあちゃんです。
最近はどうも、視力がかなり落ちてきている感じです。
毛並みも荒くなってしまって、腰つきも弱々しいです。
それでも食欲はあるのがありがたいです。
大好きな骨を、心ゆくまでじっくりと楽しんでいます。
今日はスポーツウエアで登校するペマ。
鏡の前で身だしなみチェック。

こちらもスポーツウエアで登校するパサン。
今日は、低めのツインテールにしました。

こちらは制服登校のカンドと
スポーツウエアのチュズム。

大きな鏡は一つしかないので
みんなで順番に使っています。
早いものでもう8月も下旬。
バンダや何やかんやと、今月も臨時休校がありました。
毎日みんなが元気に登校するスクールバスを見送ると
教育を受けられるありがたさや
学校が過激な思想を持った人に狙われない平和さや
粗食であってもお弁当を持たせることができる食糧事情や
バスが運営できる位、ガソリンがある事や
もう次々にありがたい思いが心に溢れて来ます。
どれ一つをとっても
当然の事なんかでは無くて
本当にありがたい事だらけです。
「ああ今日も頑張ろう!」と思う
朝のひと時です。
18日(土)に、
日本人会主催の盆踊り大会がありました。
ダワはボランティアとして
お手伝いをさせて頂きました。

浴衣姿のダワ。
大きくなりましたね。
こうして日本の行事のお手伝いをさせて頂く機会を得て
ネパールと日本の交流に関らせて頂けて
とてもありがたい事です。
先週の土曜日に、Nepal Japan libraryで
「広島長崎の原爆のお話会」がありました。
小川先生が『おりづるの旅-さだこの祈りをのせて』を朗読して下さり
参加者の子ども達全員で、心を込めて
折鶴を制作しました。
また、ネパールの人たちが
広島長崎の原爆で知った事、感じたことを
映像と一緒にお話しして下さる時間もありました。
このお話会に参加できなかった
クンデ・ハウスの子ども達と
「HIROSHIMA&NAGASAKI 原爆ポスター展」に
行って来ました。

熱線で歪んだガラスの写真や
一面が焼け野原になって
何も無くなってしまった広島の写真など
多くの視覚的な情報は
子ども達の心に突き刺さった様子です。

国の大義に巻き込まれた
市井の人の暮らしの犠牲に
とても衝撃を受けた様子。
ピカドンのDVDの上映もありました。

会場には折鶴を折るコーナーも設けられていました。
たくさんの鶴を折る子ども達。

ポスター展を見た子ども達の感想は
「本当にひどい被害でみんな可哀相」
「悪い事をしたら謝らないといけない。アメリカは日本に謝るべき」
「原爆は絶対に作ってはいけない。
何故なら作ると実験したくなってしまうから」
それぞれに色々な事を、感じて考えた様子でした。
この様な展示が、ネパールでも企画されて
子ども達に考える機会を頂けたのは
とても有難い事です。
学校がお休みの土曜日
Nepal Japan libraryで
小川先生のご指導の元
折り紙教室が開催されます。
折り紙がとても得意なチミは
先生の補佐役の講師として
毎回、参加させて頂いています。

先週の折り紙教室では
「広島長崎の原爆のお話会」があったので
クンデ・ハウスの年齢の大きな子達も
ボランティアとして、参加させて頂きました。
お話会の様子は、写真が無くてすみません。
写真を撮る余裕もなく、話に引き込まれてしまいました。
インド連邦下院議会では、毎年8月に
広島と長崎に落とされた原爆の犠牲者を追悼するため
国会で議員による黙祷を行っています。
国会議員からしてこのように
原爆に対する意識が高いためか
以前、インドの地方都市でのこと
こちらが日本人だと分かると、たくさんの子ども達が
「ヒロシマ~、ナガサキ~!!!」と一斉に大きく手を振ってきて
驚かされたことがあります。
それも1度ではありません。
インドの小学校教育では、原爆の事を
詳しく教えているのでしょうか?
またある時、パキスタンの田舎で
こちらが日本人だと分かると
「原爆投下後の写真を見た事がある。あまりにも酷い。
一体日本は、あの状況からどうやって立ち直ったのか?
そしてなぜ、あれほど酷い事をされてアメリカを恨まない?」と
質問されました。
日本にいるとあまり意識をしないですが
原爆投下を受けた唯一の国として
事実を正しく伝える役目のようなものが
あるように感じてしまった事があります。
原爆のお話の中から
子ども達が、大切なものを
汲み取ってくれていたらいいなと思います。
学期末試験が終わり
三者面談が学校で行われました。
成績表を受け取って
親子と先生で面談です。

1人1人、しっかりと時間を掛けて面談して下さるので
面談の待ち時間もこれまた長くて…。
教室の外での、順番待ちの生徒と父兄。

スタッフ加藤がクンデ・ハウス全員の面談をこなすので
1日がかりの仕事です。
こちらはノルゲの教室。

ノルゲが自分の描いた絵を見せてくれました。
子ども達の学校は
学業の成績に対しての評価がとても厳しいので
面談の内容もかなりハード。
学年でトップ5に入らない限りは
「まだまだですね…」と言う感じです(汗)。
でも先生もそれぞれに
生徒のいい点を見つけて下さって
「次回に期待!」とも言って下さるので
少し救われます。
この日、アチャは休日。
こんな日は加藤と子ども達で
ご飯を何にするか話し合います。
今日のメニューは、イシとタシのリクエストで
天ぷらを作りました!

揚げたてをつまみ食いするタシ。
材料はにんじん、玉ねぎ、じゃがいも、オクラ、ゴーヤです。
とても美味しく出来ました♪
用事をこなしてくれていて
1人だけランチが遅くなってしまったチミ。

個性的でマイペースなチミ。
ほんわかと優しい空気をいつも湛えていて
女子に言わせると
「1番やさしい男子はチミ。絶対に怒らない!」のだそう。
お年頃になると
「男子VS女子」みたいな構図が
学校などでも発生したりしますが
際だってそのような空気がクンデ・ハウスに起きないのは
チミのこの空気感のなせる業かも知れません。
ランチ楽しんで食べてね。
ノルゲとラクパが
今日は同じベッドで寝るようです。

数か月前までは
クンデハウスで最年少だったラクパ。
突然、年齢の小さな子が2人も入居して
急にお兄さんに昇格しました。
大人しいラクパですが、小さな子にも優しく接してくれます。
クンデ・ハウスはどの子も
小さな子達に対してとてもお世話をしてくれるので
スタッフもすごく助かっています。
夜のダイニングで
チュインとタチェンが男子トーク。

何を話してるのかな?
チュインは基本的にちょっと恥ずかしがり屋。
タチェンもお年頃なのか、照れたりします。
そんな2人ですが、男同士の会話は盛り上がっています。