fc2ブログ

宿題



本日も東京事務所:石川が、
子ども達の学習の様子についてお伝えします。



クンデ・ハウスでは
学校から帰ると、まず着替えをして
すぐに宿題をするルールになっています。

帰宅直後、さっそく宿題にとりかかっています。
宿題1

真剣な表情で、宿題をするタシとペマ。
宿題2

この様子に驚くとともに、感動を覚えました。


みんな、ちゃんと鉛筆を握っている!
それに文字を書いている!!



なぜこんな、単純で初歩的なことに感動するのかというと
3月の開校式の時点の子ども達は
今だから言えるのですが、もう本当に
「野生児」と言う感じだったのです。

どの子もまず、文字を知りません。
それどころか、鉛筆やノートを目にするのも
初めてだったのです。
あの頃は、とにかく手にするものを片っ端から
破壊しまくっていた子ども達…。

鉛筆は書く道具で、本は読むもの…
そういう概念のない彼らは
とにかく鉛筆にしろ、ノートにしろ
最終的には、ビリビリ、粉々にして
窓の外に放り投げてしまうのです(涙)。

「この先、どうなるんだろう…。」
そんな心細さを感じてしまうほどでした。

あれからわずか4ヵ月半
子ども達は自主的に宿題をし
チベット語や英語
果ては、ネパール文字まで書き綴るのです!


教育ってすごい!
子供の成長って、輝きに満ちている!


そう感動せずにはいられない光景でした。

宿題3
↑ダワ・ドルマが
ノートいっぱいに書き綴った英語の文章を
自慢げに見せてくれています。


「人生が、劇的に変化してゆく様子を目撃した。」
と思いました。


ご支援くださる皆さんと
これからも、たくさんの感動的な「目撃」を
共有したいと願っています。




スポンサーサイト



| チベタン・チルドレンズ・プロジェクト - スタッフブログホーム |

コメント

ご無沙汰しております&お帰りなさい!

子供達の学ぶのが楽しくてたまらない、
という様子にじーんとしました。
教育って本当に大切なことですね。

「教育の大切さ」は一般的に言われていることですが
これまでは、漫然と「そうだろうね。」程度にしか思っていませんでした。

しかし今回、教育とは人生を確実に変化させる
素晴らしいシステムなのだと、初めて感激しました。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://tcpnp.blog9.fc2.com/tb.php/100-d9dc9f4c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザーのみ)