ネパールの学校は、一般的に
毎日、大量に宿題が出ます。
ここ最近は、いつにも増して課題が多く
帰宅後、子ども達は一生懸命
宿題をこなしています。

時には午後10時までかかって
宿題を仕上げる事もあって…。
ネパールは教育熱心な国ですが
その熱心さは、学歴がないと豊かな未来もないという
切羽詰った感覚です。
国の行く末が不明確で、情勢が不安な今
学力さえつけておけば、外国でも働いて生活できる…
そのためには、子どもの教育に対する投資を惜しまない
という考えの親御さんが、多い様に思います。
自分の将来だけでなく
家族の期待や未来も背負って勉強する
そんなネパールの子ども達を見ていると
ちょっぴり切ない気持ちになる事もあります。
でも、クンデ・ハウスの子ども達は、
国を失った難民であるという
大きなハンディーを抱えています。
その現実の前では
感傷に浸ってもいられません。
サポーターの皆さんのご支援を得て
こうして学ぶ環境にあるだけでも
本当にありがたい事です。
いつか、学んだことが
人生を大きく花開かせるようにと
宿題をする子ども達を、
祈るような気持ちで眺めています。
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