庭で仲良く遊んでいる、
チュズムとペンバ。

チュズムが、クンデ・ハウスに入居した時は、
他のどの子よりも手を焼きました。
当時、とても小さかったチュズムは
全く大人を信用していなくて
とにかく、何をするにつけ
スタッフの身体に噛みついて来ました。
一番年長者だったダワも
チュズムからすると大人に見えたのか
腕に歯型がくっきりと残るほど、噛みつかれていて
可哀そうでした。
でもよく観察すると、
噛みつくのは、成人の女性にだけ。
きっとクンデ・ハウスに来るまでに
反射的にそうしてしまう原因となった、
何らかの事件が
あったのだと思います。
クンデ・ハウス専属の男性スタッフだった
アパーの腕に抱かれたまま
ほぼ一日を過ごす生活が1ヶ月半以上も続いた後
やっとチュズムは、噛みつかなくなりました。
人の話を聞く事が出来るようになり
大人とも、だんだん打ち解けました。
今、成長したチュズムは
最年少のペンバを
こうして上手に遊んであげています。
キャッキャと笑い転げながら、2人が戯れています。
穏やかな幸せが、あふれ出ている様子を目にすると
色々な事がいっぺんに思い出されて
ちょっとばかり、「じ~ん」としてしまいます。
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