ご加持


昨日は、何度電話を掛けても、ネパールへは
一度もつながる事が無かったのですが
本日は、比較的回数の少ない段階で、話すことが出来ました。

加藤からの現地情報をお伝えします。

飲料水に関しては、
近くのゴンパに給水車が来るようになったので
少量づつ、分けてもらう事が出来るようになりました。

クンデ・ハウスの井戸は、震災後濁りがひどく
全く使い物にならなくなりました。

食料に関しては、幸運にも
ご近所の複数の商店から
融通して分けてもらう事が出来たため
今のところ、数日の食料は確保できています。

また、カトマンズの有名なチェーン店のスーパー
バドバティーニが、一昨日から営業を始めました。

昨日の夜から、電気が普及しました。
但し、恒例の輪番停電で、あまり電気は来ません。

リングロードの中(カトマンズの中心部)は
既にWiFiが使える様子です。
ただクンデ・ハウスはリングロードの外なので
未だにネットに接続できていません。

子ども達の通う学校の、高学年の校舎が倒壊しました。
(注:加藤は「倒壊」と表現しましたが、被害の規模は正確には掴んでいません)
他の学年の校舎も被害を受け、危険な状態にあるため
学校再開の、具体的な目途はまだ立っていません。

TCP代表ケンポの無事が確認できました。
建物が被害を受けたようで、危険なため
現在はパルピンのテントで生活しているとの事です。

山間部のパルピンで修行の日々を過ごす代表の安否は
これまで確認できておりませんでしたが
スタッフに「絶対に代表は大丈夫!」という確信があったため
今日まで、安否が確認できていない事を、
皆様には、ご報告しておりませんでした。
この場をお借りしまして、この点について
ご報告とお詫びを申し上げます。

それにしても…
地震が土曜日だった事が、不幸中の幸いです。
これが平日だったら、学校に行っていた子ども達の命が危なかったです。
その点だけは、
本当に、本当に、本当に、本当に、本当に良かった!!!!
と何度も加藤と、お互い言い合いました。

でもまだ、不幸中の幸いは色々とあったそうです。
普段加藤は、保安上の理由から、最低限のお金しか口座から引き出しません。
頻繁にATMで引き出して、その都度支払う形で運営しています。
しかしこの日は、これまでの色々なまとめ払いの支払いのため
通常では考えられない金額を引きおろし、手元に持っていたのです。
お蔭で、いつになったら銀行からお金が引き出さるか分からない状況の今
現金で、モノを買うことが出来ています。

そしてまだ、不幸中の幸いはありました。
加藤は、在ネパール日本大使館の
スワヤンブナート西部地区の区長をやっています。
区長の家には、連絡用に防災無線が貸し出されるのですが
震災後、すぐにこのスイッチをONにして
最新の被災状況を知ることが出来ました。
ほどなく交信は出来なくなりましたが
多少とも、被災の概要を掴めただけで、
余計な不安を勝手に募らすことなく、対処できました。

ともあれ、子ども達とスタッフが全員無事だった事
TCPはもうこれだけで、充分に幸せです。
観音菩薩様のご加持と、感謝しています。

「先の事は考えず、とにかく今を乗り切って。
 物資は値段に躊躇せず買うように。
 お金は絶対に何とかする」と加藤に伝えると
「値段を気にしないで買っていいという言葉は、
 今、何よりもありがたい。本当にありがたい」
と言っておりました。

TCPは大きな金額ではありませんが
毎年少しづつ積み上げてきた繰越金もあります。
当面は、これで何とかしようと思います。

それよりも、今、一番困っている方にフォーカスして
出来る限りの義援金を集めて、現場に投入し
多くの人が孤立しないようにしたいと思っています。

引き続き、義援金を集めております。
ご協力頂けます方は、下記に「義援金支援」と書いて
メールをお送りください。
振込の口座を、ご案内させて頂きます。
info@tcp-np.com

〈追記>
義援金の募集は、2015年5月末日を持ちまして終了させて頂きました。
皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

スポンサーサイト

| チベタン・チルドレンズ・プロジェクト - スタッフブログホーム |

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する