オペレーションの問題


続々と各国から、カトマンズに物資は届いているのに
それが空港で山積みになっているようです…。

被災の度合いに合わせて、必要なものを必要な場所に届ける
そういう指示を出す機関が無いのです。
また、山岳部へ効率的に物資を届ける輸送手段も
確保出来ない模様…。

物資はあるのに、届かない…
オペレーションのまずさによって、
被災者の方々の苦しみが深まってしまっている事が
本当に心苦しいです。

(2日14:20追記:米軍嘉手納基地のオスプレイがネパールに向かったようです。
http://www.stripes.com/ospreys-helicopters-and-150-us-troops-joining-quake-relief-efforts-in-nepal-1.343789
ヘリコプターと150人の軍人を乗せたオスプレイが本日到着予定との事)


Eye Association For The Himalayanの松山先生より
昨晩報告がありました。

震源地に近いゴルカ地方に派遣した
ルンピニ医科大学病院の医療チーム。
医療チーム

ゴルカに無事に到着し、医療活動を進めました。
医療チーム3

ゴルカの被災状況は、こんな感じです。
医療チーム4
でも活動を開始してほどなく、州の代表から
「ここでの活動はもう結構」と言われたそう。

これまで滞っていた、ゴルカへの支援なのですが
各国の支援隊が30日頃から到着し始めたからなのです。

大きな声では言えませんが、
やっぱりネパールとしては、海外から来て下さった支援隊に
大いに活動して頂いて、支援を無駄にしてはいけない…
もうちょっと踏み込んで言うと、海外支援隊はお客様なので
それ相応の活躍の場を準備しないと…って感じなのだと思います。
後はやっぱり、海外から派遣されて来るぐらいなので
きっと緊急時の対応能力も、訓練されて高いはずですし。
(↑この部分は、TCP石川の推察です)

「もういいから帰って下さい」と言われたそうです。
ひどい言い方に聞こえるかもしれませんが
ネパール政府側の気持ちも、分からないではないです。

手が足りている以上、とどまる意味もありません。
医療チームは一旦拠点に戻り、
パルパ西部の全壊した地区へと向かいました。

一方、NAMO BUDDHAお坊さんたちは、
カブレ郡では買える限りのスナック、ラーメンなどを買い
村人に配って歩いています。

救助活動1
随時、必要に応じて、救助活動もします。
救助活動2

ボダナートのヒマラヤの子ども達の学校では
これまで食事の配給をしてきましたが
29日からは水もご提供しています。

スワヤンブナートの尼僧院では
軍隊と一緒に救助活動しています。

引き続き、全力で被災地支援に取り組んでおります。
「 ネパール緊急支援 義援金のお願い」

これまでのご支援で、このような事が実現しました。
「医療チーム、出発しました!」
「山岳部への食糧支援」

現在も、さらに支援の範囲を拡大しております。
明日は、TCPのアムチとチベット人医師のチームを
スンダリバリチョークから国境付近の
取り残された村に派遣します。

義援金にご協力頂けます方は、振込口座をご連絡いたしますので
表題を「義援金協力」として、下記までメールをお送りください。
info@tcp-np.com

〈追記>
義援金の募集は、2015年5月末日を持ちまして終了させて頂きました。
皆様のご協力に心より感謝申し上げます。



クンデ・ハウスの子ども達は
地震の発生から1週間がたち
これまでのサバイバル生活の緊張が少し緩んで
吐いたり、高熱を出したりしているとの事です…。
この後、衛生状態の悪化が懸念されるので
感染症にも、気を付けないといけませんね。
スポンサーサイト

| チベタン・チルドレンズ・プロジェクト - スタッフブログホーム |

コメント

なるほど...まあ、それぞれ、色々な事情があるんですね。被災者の人に充分な医療支援が行き渡ればいいんですが...。

>クンデ・ハウスの子ども達は
>地震の発生から1週間がたち
>これまでのサバイバル生活の緊張が少し緩んで
>吐いたり、高熱を出したりしているとの事です…。

子供達はおそらく今になってメンタル面のショックが身体に顕れ始めているのだと思います。現地スタッフの方は大変ですが、ひとりひとり充分にケアしてあげて下さい。お願いします。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する