被災者による、被災者支援


ネパール大地震緊急支援にお寄せ頂いた義援金は
ネパールの現地スタッフによって
医療、食料、飲料、テントなどの形で
被災者の方々、特に支援から取り残されがちな
小さな山間部の村などにも積極的に
支援が行き渡るように活動しております。

でも、支援している側のスタッフも、実際は被災者です。

ひびが入った家の事や、今後の生活の事や
親戚の安否や、いろんな不安を抱えつつ
みんな自分の持ち場で、責任を果たしてくれています。


現在、カトマンズ市内では、
テントや、テントの代わりになる大型のビニールシートの調達は、
非常に困難な状況です。
どこに行っても、見つけることが出来ませんでした。
寒さ対策1
そこで夜間の寒さ対策の一助になればと
お坊さんたちは、写真のようなプラスティックシートを購入して
被災者たちに配っています。

このお坊さん達、実は寝床にしていたビニールシートを
昼間の間に何者かに、持って行かれてしまいました。
持って行く…というと柔らかい表現ですが
そう、盗まれたのです。

そうしたら、その日からお坊さん達、
シートなしで、野宿の寒い夜を耐えしのぐようになりました。
だったらとりあえず代わりになるものがあるんだから
被災者に配っているプラスチックシートを
一枚自分用に使ったら良くない?と、思いますよね。

「これは被災者のために、日本の支援で買わせてもらったものだから
 私達が使う訳には行かない」と言うのです。
おいおい、あなたも被災者でしょ!と思わず突っ込みたくなります。

そういう真面目な人たちが
皆さんの義援金を、具体的な支援の形に変えて
せっせと被害の激しい地区の方々に、お届けしています。

何度も言いますが、支援する側も被災者です。
この尊い働きに、観音菩薩様のご加護を…と祈ります。


現地では医療品の調達も非常に難しくなっています。
昨日、国境付近を目指してTCPの医療チームが出発しましたが
このための医薬品を揃えるのが一苦労でした。
何軒もの店を回り、松山先生からネパールのドクターに指示して頂いたりして
集められるだけの物を集めましたが、やはり非常に品薄でした。

そこで、日本からネパールに医療品を運んでくださる方を…と探していたのですが
TCPのアムチの治療を、以前一度受けて頂いて
GWに再びご訪問頂いて、治療を継続される予定だった方が
7日着のカトマンズ行のチケットをキャンセルしておられなかったので
ご協力を得て、23Kgの荷物2つを、運んでいただく事になりました。
物資1

お年寄りには、雨季での野宿生活は厳しいもの。
せっかっく命が助かったのに
肺炎などになってしまっては、危険です。
物資2

住宅の再建のめどなど立たないわけですから
テント生活も長期戦が予想されます。
テントは品質の良い簡易型の物を、
なるべく多く今後も運びます。
物資3

本日たくさんの支援活動が出来ました事
義援金をお送りくださった皆様に、
心より感謝申し上げます。

現在も、さらに支援の範囲を拡大しております。
これらの活動は全て、現在募集しております
「チベット緊急支援義援金」で行われております。

義援金にご協力頂けます方は、振込口座をご連絡いたしますので
表題を「義援金協力」として、下記までメールをお送りください。
info@tcp-np.com

〈追記>
義援金の募集は、2015年5月末日を持ちまして終了させて頂きました。
皆様のご協力に心より感謝申し上げます。


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