物資不足、深刻です…。
街の様子はこんな感じです。

アサンチョーク。
ほとんどの店が、シャッターを下ろしています。
レストランもアサンのあたりでは、全部閉まっています。
ガスが無いため、調理が出来ないのです。
タメルでは、ツーリスト向けのレストランは
半分ぐらいは開いています。
でもこんな状態では、どんどん治安も悪くなって行きそうですし
海外からの観光客のホテルのキャンセルが
相次いでいるそうです。
今回の物資不足を招いた原因である
インドとネパールの関係悪化は、何ら解決の糸口が見えない状態です。
ネパール国民のインドの対する感情は、日を追って悪化していると感じます。
インド系の学校の前では、大きな旗を掲げたネパール人達が大勢集まり
「インドへ帰れ!」と大声でコールしています。
小さな子ども達が、こんな憎悪に満ちた罵声に晒されて
勉強しているのかと思うと、本当に心が痛みます。
一方、そんなデモに参加して、大声でなじらないと
この危機的な物資不足に対するストレスのはけ口が見当たらないネパール人達も
とても気の毒な状態なのです。
もはやTCPの物資不足も、抜き差しならない状態です。
とはいえ、絶対に子ども達を飢えさせるわけには行かないので
今日はボダナートまで遠征し、アチャ・イシがやっとの思いで
ツァンパ50Kg を確保してくれました。
もう良い品質のツァンパは既に在庫が無くて
下のクラスのツァンパを仕入れたのですが、
それでも値段だけは驚くほど高くて、びっくりです。
子ども達の話によると、食料の不足により
学校では貧血で倒れる生徒が激増しているそうです。
経済的に貧しい家庭のお子さんは、
学校にランチを持参できず、また家でもロクに食事がとれない為
空腹と栄養不足で、貧血を起こしている様です。
クンデ・ハウスの子ども達も、少しづつ痩せはじめ
もう既に3㎏体重が減った子もいます。
来週、10月13日からは秋の収穫祭「ダサイン」が始まり
学校も職場も、2週間のお休みに入ります。
ネパール最大のこの祝日までに
何とかいろいろなことが、解決する方向に向かってほしいと願っています。
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タメルの昼間の感じはそれほど人が少ないとは感じない
しかし、異常にタクシーが少なく捕まえることは困難で
値段は通常の2-3倍取られる。
公共バスとマイクロも少ないので歩行者の数が多い、仕事場にも
買い物もすべて徒歩で向かわないといけない、自転車の初心者
が増えているので自転車にも注意しないと危険
夜8時にクンデハウスからタメルに路地を歩いてもどった
やはりこの時間でも歩いて移動してる人の数が多くてびっくり
子供達は元気ではいるけど、地震と今回の事で心と体に影響を
受けてる感じがする、今まで以上に強い精神力を持たさないと
いけないと思う
今日、明日がダサイン前でお店が通常営業できる日なので
なんとか食料確保したいと思う