迫りくる冬


今日、日本のネットニュースでこんな記事を見つけました。

ネパール地震、支援物資不足で子ども300万人超に危機
AFP=時事 12月1日(火)12時37分配信

【AFP=時事】国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は11日30日、今年4月に大地震に見舞われたネパールでは国境付近のデモにより食料やワクチンなどの救援物資の不足が深刻化しており、今冬に300万人以上の子どもが病気にかかったり死亡したりする恐れがあると発表した。

 ネパールでは、新憲法の改正を要求する住民らが主要な国境検問所を9月24日に封鎖して以降、必需品の供給量が激減。燃料や医薬品の不足が深刻化しており、9000人近くが死亡した4月25日の大地震から7か月後の今もなお、住む家がない被災者を支援するため、各援助団体は奔走している。

 ユニセフによると、現在も20万世帯以上が標高1500メートル以上の避難所で生活しており、十分な食料や寒さ対策、医療が提供されなければ「新たな惨事」が起きる恐れがあるという。

 ネパール政府は、国境検問所の封鎖を画策したとして隣国インドを非難しているが、一方のインドは否定している。【翻訳編集】 AFPBB News

(以上、ここまでが記事のコピーです)

ここ数か月、ずっと異常で危機的な状態が続いて来たのに
どうして国際社会では、ネパールの窮状が伝えられないのか?
それはきっと、言葉を選ばず正直な事を言えば
助けるだけのメリット(資源、産業)が、ネパールにはないからなんだろうと
スタッフの間では話してきました。

ものすごく希少な資源の産出国だったり
生活に欠かせない何らかの産業があって
世界的に大きなシェアでも占めているなら
こんなおかしな事態になっていることが
きっとニュースになるはずなのに…と思うのです。

その他にも、ネパールが
インドと中国と言う、大国に挟まれた微妙な立地である事も
影響があると思います。

国際社会が常に、二つの大国の顔色を窺っていて
下手に援助などして、大国の意向や気持ちを損ねたくないという事も
あるのではないかと思うのです。

ネパールの冬は、朝晩が冷え込みます。
深夜や早朝は、東京の冬と同じくらいまで気温は下がります。
もともとネパールの平均的な家庭には、暖房器具はありません。
そんな寒い冬をしのぐための、温かな飲み物も、ほっこりする食べ物も
今は手に入れることが、とても困難です。

「今冬に300万人以上の子どもが病気にかかったり死亡したりする恐れがある」というのは
非常にショッキングな数字です。

国際社会の支援なしで、自助努力だけでは
どうにもならない事態だと思います。

…こんな暗い話題しかなくて、
スタッフの間ではどうしたもんかと話し合っていますが、結局
「ま、とにかく先の事は考えず、今日を頑張って乗り切ろう!おー!!」
という結論で、締めくくって終わります。

「なるべく栄養のある物を食べさせて、子ども達を病気から護る」
引き続き、今月もこの目標で頑張ります。
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