毎年恒例のお正月の集合写真
31日に送ってもらうはずだったのですが
停電続きで、送信がままならず
本日になって届きました。

改めまして、
「明けましておめでとうございます」。
ガスもガソリンも手に入らない今、
薪以外に頼りになるエネルギー源は電気。
しかしながら、誰もがそう思う現在
ましてや毎年、冬は酷い停電に見舞われるネパール
今年の停電事情は過酷です。
通電表にしたがって、電気が来ません…。
「やっと通電時間!」とウキウキした瞬間
10分で電気が終わってしまった時の落胆っぷりは
例えようもありません。
このまま薪調理をし続けて
森林伐採も気になります。
既にネパール政府は、
永久保存林にしていた地区の10%の木材を
伐採する許可を出したと聞きました。
森林伐採による、保水力の低下や、地盤の緩みなど、
今後、地震学的は必ず来ると言われている大地震の事を思うと
不安になります。
観光業が振るわない今
多くの若者が、以前にも増して外国に出稼ぎに行きます。
復興の道筋も見えない現在、これは仕方のない事ですが
若い人の流出は、どんどん国力を弱めてしまう結果になると思うのです。
どうしようもない現実に、多くの人の疲弊の度合いが
色濃くなって行くネパールです。
今年は何か、未来に希望が持てるような
明るい話題が出て来て欲しいと思います。
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