2015年4月25日、カトマンズの北西約77km、ガンダキ県ゴルカ郡を震源として
マグニチュード(Mw)7.8の地震が発生しました。
西暦で言うと、今日が1年目という事になるのですが
ネパールの人達は多くが、ビクラム歴で考えるので
地震から1年目は、昨日という事になります。
日本多くのメディアでは
「地震から1年になるのを前に24日、首都カトマンズで政府主催の追悼式が開かれました」
などと報道されていますが、
24日こそがネパール人にとって「その日」なのです。
各地で様々な追悼行事が執り行われました。
夜にはたくさんのろうそくが灯され
祈る姿が多くの場所で見られました。
東日本大震災でさえ、復興の速度が遅いと言われていますが
ネパールの場合、復興に関しては全く日本の比ではありません。
昨年は地震のみならず、政治的な混乱から経済封鎖も起こり
深刻なダメージを受けました。
未だ、経済封鎖解除後、ガスは1本しか買えていませんし
現在は激しい水不足に苦しんでいます。
色々と不満の要因はたくさんありますが
それでも、命があって今日生きている事
それはとても微妙なバランスの上に維持されている
奇跡のようなものだと思うので
一日一日を、大切に生きよう、生き切ろうと思います。
※スタッフのつぶやき
ネパールの加藤からスタッフに届いた今朝のメールの最後は
「さー、今日も頑張るか!」で締めくくられていました。
こういうタフな人の人生は、おのずと切り開かれると
そんな風に思えた1文でした。
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