オリンピック開幕


いよいよ、リオオリンピックが始まりますね。

今回、五輪としては初の
「難民五輪選手団」が結成し、注目されています。
国際オリンピック委員会(IOC)が承認した難民五輪選手は、
男子6名、女子4名。

IOCが今年3月2日にローザンヌで開かれた理事会において
「難民五輪選手団」の派遣を最終決定し
その中には「206カ国・地域の選手団と同じ扱いを受ける」と
定義されていますが
色々と調べてみるとあくまで難民としての扱いなので
ユニフォームも特定の国を現さず
仮に表彰台に登ったとしてもそこでは
国歌の代わりに五輪賛歌が使われるのだそうです。
国旗の掲揚も多分、五輪旗とかになるんでしょうね…。

代表の10名は、陸上、柔道、水泳の3種目に参加するのだそうです。
出身国を見てみると、
南スーダン5名、シリア2名、コンゴ2名、エチオピア1名。

興味が湧いたのでちょっと調べてみました。

果たしてIOCが定義する「206カ国・地域」とは
どこなんだ?という事を調べてみると
国連加盟の193ヶ国全てと、国連加盟国以外の13の地域。

国連加盟以外の13の地域ってどこなの?と見て行くと、
台湾、香港、サモア、グアム、プエルトリコ、
アメリカ領ヴァージン諸島、イギリス領ヴァージン諸島、
バミューダ諸島、ケイマン諸島、アルバ、クック諸島、
パレスチナ、コソボの13。

ヴァージン諸島がアメリカ領とイギリス領に分かれて承認されている辺り
いろいろ植民地の歴史や、政治的なややこしさを
醸し出している雰囲気です。
グアムも独立した地域として承認されているので
グアム出身の選手は、アメリカ代表ではなくて
グアム代表になるんですね。

じゃあ、チベット人選手がチベットの代表として
オリンピックに参加する可能性は?と考えて見ると
チベットは独立国であった歴史的な資料が様々に存在するにも関らず
独立していた時に国連に加盟していなかったため
国連から国として承認されておらず
また独立した地域としての参加も現在では
世界のパワーバランスから考えると非常に厳しい状況なので
残念ながらすぐには叶えられないと思われます。

難民と言ってもその経緯は様々で、
実態としては難民であるにもかかわらず
政治的な圧力で難民ではないと扱われる方も
たくさんいるのが実情なので
この「難民五輪選手団」の派遣を切っ掛けに
難民に対する興味や理解が深まる事を期待したいです。

開会式では、難民五輪選手団は
開催国ブラジルの前に入場するそうです。
開催国は最後に入場するので
つまり入場国の最後から2番目という事になります。

戦争や迫害からから逃れるため
祖国を離れ難民となるしかなかった
その想像を絶する苦難にも負けず
こうして自分の能力を鍛え上げて
オリンピックの切符をつかんだ選手の皆さんを
深く尊敬しています。

それぞれの選手が、存分に活躍できるように願い
心から応援したいと思います。
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