新しく、クンデ・ハウスのメンバーに加わったツェリン・チュゾム。
スタッフに噛み付くので、
近づくことがなかなか出来ません。
話しかけても返事がありません。
そして今は、泣いてばかりです。

食事もそっちのけで、泣き続けます。
お隣に座ったペマが
どうしたらいいのか、困ってしまっています。
ツェリンを心配するイシ。

泣き続けるツェリンを心配して
食事の間中、ツェリンを見守っています。
クンデ・ハウスに来て泣く子どもが初めてなので
スタッフもどのように接したらいいのか、戸惑い気味です。
これまでにお預かりした子ども達は
入居当日こそ警戒して硬くなってはいましたが
泣いたりはしませんでした。
それどころか、「好きなだけ食べられる!」と言うことに興奮し
とにかくあらゆるものを手当たり次第に食べまくり
食べ過ぎては吐き、吐いた途端また猛烈な勢いで食べ
そしてまた吐く…と言うことを1ヵ月以上も繰り返し
その間、泣くことなんて忘れてしまっていました。
今となっては懐かしくさえ思える(でもわずか10ヶ月前です!)
入居翌日の様子がこちらです→2009年1月7日ブログ「丸坊主」
とにかく子ども達は嬉しくて弾けて元気にしていたので
ツェリンが泣きっぱなしなのは
スタッフにとても初めてのことなのです…。
同い年のイシやクンサンには、ツェリンも気を許しています。
おませモードに突入している二人は
とてもよくお世話もしてくれます。
何もかも、環境が変わってしまって
心も体も、ついて行くのが大変なのだと思います。
少しづつ、クンデ・ハウスの生活に慣れて
楽しい毎日になればいいなと願っています。
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