「チベット人って、日本人みたい。」
これまでチベットやチベット人と関わる機会が無くて
チベットの事をご存じない方は
クンデ・ハウスの子ども達の容姿が
まるで日本人みたいだと知って
驚かれる事があります。
例えば、ペンバ。

写真だけ見ていると(実物もそうですが)
日本人と言われても、疑わないですよね。
もちろん、両親は生粋のチベット人です。
標高が高くて、乾燥しているチベットで生活している時は
日に焼けて、お肌のうるおいも低下するので
もっと色黒に見えてしまうのですが
こうして日本に近い気温の四季のあるネパールで生活すると
元々の肌の色が現れます。
チベットは、とても広いので地域差があり
一概には言えないのですが
本来の肌の色味や、顔立ちが
日本人に似ている方が多いのは確かです。
逆に、TCPの日本人スタッフは
チベット人によく間違えられます。
チベット語が堪能な加藤は
普段、カム地方の訛りのチベット語で話します。
背が高く、行動力があって、常に真っ直ぐに突き進み
決断する時は大胆です。
それらすべてがカム人の特徴と合致するので
チベット人の間で、カムの出身だと勘違いされている事が多いです。
石川は、日本でもネパールでも
よくチベット人と間違われます。
日本人だと分かると
「えっ!ラサの出身じゃないの?」と驚かれます。
何故、ラサ限定?と思うのですが
これまで何度も「ラサ出身のチベット人」と間違われています。
日本人を見慣れているはずの
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所の前代表にも
「本当にあなた、ラサ人みたいだね」と言われたことがあります。
チベット人に言わせると、全体が醸し出す雰囲気が実に
ラサ人っぽいのだそうです。
いずれにしてもチベット人と日本人の容姿は
よく似ているのだと思います。
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