エリ先生が、子ども達に
日本語の本を読み聞かせして下さいっています。
この日、読んで下さったのでは『けんかのきもち』。

最近、年少のツェテンは何かと怒りがち。
怒りの気持ちが心にあると、ちょっとしたことが気に障って
ケンカに発展してしまいます。
そんな訳で、日本人補習校からこの本を借りてきて
読み聞かせをしてもらいました。
この絵本は、どうしてケンカになるのか?
などの原因を追究したりはしてないし
ケンカをいけない事とも言っていません。
ただただ、主人公たい君の気持ちが綴られています。
ケンカをする発端となった怒り、
その後に押し寄せてくる悔しさ、情けなさ、
それらがとても迫力のある絵と共に綴られています。
この本を読み聞かせしたからと言って
すぐに「お友達と仲良くしなければ!」と思う風に
考えを改めると言った類の絵本ではありませんが
けんかの気持ちはそんなに長くは続かないと
教えてくれる絵本です。
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