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日本語の授業


2月から、クンデ・ハウスの子ども達は
毎週土曜日に、日本語の授業を受けています。

以前、1週間の日本語集中講座をして下さったカオリ先生が
ネパールに長期滞在されることになったので
授業をお願いしています。

本日は、カードを使った授業です。
日本語レッスン1

カードを使ったり、
体を使って動きながら単語を覚えたたり
本当に授業中は、飽きることなく、集中しています。
日本語レッスン2

おかげさまで子ども達は
簡単な日本語の語彙を増やしています。

中でも最年長のダワは、覚えが早くて
日本語の単語をいくつかつないで
何とか、意思表示や会話らしきものを
したりできるようになってきています。

しっかりとしたチベット人のアイデンティティーに
きちんとした敬語が使いこなせるだけのチベット語能力を持ち
さらに、英語、ネパール語、日本語が話せるようになれば
いろんな場面で社会に貢献できる人材に
なれるのではないかと考えています。

そんな勝手なスタッフの思惑とは別に、
子ども達は
必要に迫られて、学校では英語とネパール語を
カオリ先生と見学者の皆様からは日本語を
家に帰れば、アパーのスパルタ授業で美しいチベット語を
ぐんぐんと覚えていて
その頭の柔らかさと無限の記憶力は
ちょっと羨ましくなります。


勉強だと思って覚える語学は、きっと辛いでしょうけれど
日常と遊びの中で覚える言葉は
驚きと、通じる喜びにあふれていています。

社会に旅立つ前に、
たくさんのツールを備えて欲しいと思っています。


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