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アムチの診察


今日もTCP東京事務所から、ブログをUPさせていただきます。
ネパール現地のパソコンがウィルス感染により、しばらく使用できませんので
今しばらくは日本から、開校式とその後の様子をお知らせします。

開校式のあとの見学会で
東京事務所の石川は、ためしにアムチの診察を受けてみました。

まず、左腕の脈をアムチが3本の指で押え、脈診します。
時間としては、約1分。
そのあと、今度は右腕。
脈を診てもらいながら、ごく簡単な質問に答えます。

診断の結果は…

いや~びっくり!

すごく当たってるのですっ!
もちろんアムチには何の事前情報も与えていません。

まず一番最初に指摘されたのは、背中と腰の痛み。
もうこれはずっと以前からのもので、云わば持病。
特にここのところ痛みはひどく、ネパールに向う前日も
あまりの腰痛に、カイロプラクティック治療院に駆け込んでいたほどだったのです。
おかげでこの時は、腰の痛そうな素振りも見せていなかったので
外見からは、分からなかったはずです。

次に指摘を受けたのが、血液の不足。
病院等の検査でも、血液の少なさが必ず問題にされてしまいます。

さらに指摘されて驚いたのは、「気」が高まりすぎているということ。
実は3年ほど前、韓国で、ソウルの友人ご推奨の
有名な伝統医学医に診ていただいたことがあり
やはり「気」の高まりを注意されたのです。
(↑どうやらこれは、体質らしいです。)

局所的な痛みや疾患を当てられるのなら、理解もしやすいのですが…。
このような目に見えない「気」というものが
やはりきちんと読み取れるものなのだなと
改めて感心したのでした。

また、内臓が曇っているとの指摘も受けました。

以上の診断によって、処方された薬はこちら
チベット薬

左から
・朝(食前)…「気」を鎮める
・昼(食後)…血液をつくる
・夕(食後)…内臓の曇りをとる

それぞれのお味は
・朝…ゆで卵に、カレースパイスをかけたような味。ちょっと刺激も感じる。
・昼…少し苦味があるが、苦痛なほどではない。
・夕…シナモン風。あまり強い味は感じない。

いずれも、ティースプーン1杯を水で服用します。
「の、飲みやすい!」
どの薬も、非常に細かいパウダーなのですが
そのパウダーが口の中で広がらず
水でさっと喉の奥に流れて、後味が残らないのです。

かつて数年にわたって、医者の勧めで漢方薬を服用したことのある私ですが
あの苦さと、まずさ…(涙)。
加えて、水を口に含んだあとの飲み込みにくさ…(涙)。
さらに、苦労して飲み込んだあと、半日はブルーになるような
いつまでも口から消えない変な後味…(さらに、涙)。

あの苦労はなんだったんだーーー!!
同じような天然薬草から出来ているはずなのに
どうしてこうも、あっさりとチベット薬は体に入っていくのか
不思議な感じがしました。

通常、薬の処方は一回に1週間分。
私は日本に帰らねばならないため、2週間分を頂きました。
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