突然の知らせ


8月に逝去いたしました
TCP前代表:ケンポ・ペマ・ジャムヤンが
どのように涅槃へ旅立って行ったのか
その詳細を数回に分けて、お知らせしたいと思います。


それは本当に突然の事でした。
8月5日早朝、加藤の携帯電話が鳴りました。
神奈川の実家からです。
「昨晩何度もチベット人らしい人から
 電話が掛かってきたが、何を言っているのか分からない。」

8月5日は、来日中のアムチとアニを連れて、
善光寺さんにご挨拶に上がるため
前日から石川も一緒にみんなで
合宿状態の一夜を、東京で過ごしていました。

「何があったのか?」
国際電話を何度もかけてくるなんて
よっぽどの重大事です。


不安がよぎります。



「実は俺…、昨日すごく嫌な夢を見たんだ。
 妹が死ぬ時に見た夢と、同じ夢だった。
 とにかくすごく嫌な夢なんだ。
 もしかして、誰かが…。」
アムチが沈んだ声で、打ち明けます。


「こういう時の俺の夢は…当たるんだ。」



とにかく、こちらからも
何度も現地に電話をしますが、つながりません。

「どうしよう?一体何があったのか?」
不安を抱えたまま、昼前に長野へと到着。
あらゆる番号に電話をかけ続け、
やっと電話が通じました。

つながった相手は、
アムチが下宿している家の大家さんの娘です。

「昨日、代表が倒れました。心停止です。病院に運びました。」
途切れ途切れに聞こえる声。
通話状態が悪く、なかなか全貌がつかめません。
「で、今の状況はどうなのか?」
でも病院に直接行っていない娘さんでは、
それ以上の事は分かりませんでした。

ほどなくして、アパーから電話が掛かってきました。

「代表は昨日突然倒れられ、心臓が停止し、
 あわてて病院に運びました。
 一命はとりとめ、現在は会話も可能な状況です。」

とりあえず、ほっと安堵のため息が漏れます。
ゆかりの方々やアムチの友人達のご協力により、
代表はネパールで一番良い病院へ
入院させてもらっていました。

すぐにでも手配をして、
ネパールに帰る準備に掛かろうかと考えていたのですが
ひとまず、会話も出来るくらいなら安心です。
入院保証金も、ご協力者の皆さんが
立て替えてお支払いくださっているとのこと。

いずれにしろ、帰国日は後3日。
それぐらいならば、大丈夫だとの結論に至りました。


みんなに笑顔が戻って、
無事に善光寺さんに伺うことができました。

→続く

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