子ども達が、クンデ・ハウスにやってきた頃
彼らは「本」とうものが理解できずに
ぐちゃぐちゃに破いて
さらに細かく砕いて
そのクズをなげ合っていました。
文字は読めないにしても
綺麗な写真や絵を、楽しむんだと教えても
そんなことは、全く受け入れられませんでした。
ネパールでは本はとても貴重品です。
日本から運んだ綺麗な絵本は、さらに希少な物資です。
「本」の存在の意味が分かるまで
仕方なく、本は一時的に避難させました。
ところが今では、みんな本が大好きです。

一番最後に入居した
最年少のプルパ・サンモも絵本大好き!
学校へ行き
英語やネパール語を学ぶようになって
ますます本が、大好きになっていっています。
本のなかには、
チベットやネパールにはない世界がたくさんあります。
見たことのない世界に、
子ども達はぐんぐん惹きつけられています。
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