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撃沈!


ブログの更新が滞ってしまい、すみません。
火曜日に帰国した石川ですが、
帰宅後、撃沈しておりました。


理由は…

ジアルジア症を発症してしまったからですっ!!



ジアルジア症って?!と思われますよね。
日本では、聞きなれないこの病気
病気と言うよりも平たく言えば
寄生虫に汚染された食物を摂取してお腹をこわした!
ってことなんです(涙)。

それも、加藤と石川
二人して日本とネパールで
同時に発症してまして(苦笑)!


理由は下記です。


帰国前日、加藤と石川の旦那さんの3人で
タメル地区へと出掛けました。

お互いのノートパソコンで
定額携帯電話を介してスカイプが
接続できるかどうか確認するため
高速(と噂の)FREE Wi-Fiの
最新おしゃれカフェへと出掛けたのでした。

もうこれが、本当に「おされ」なカフェで
加藤に至っては「渋谷だと言われたら信じる。」と言うほど
内装は日本の素敵なカフェと遜色ないのです。

さすがにおしゃれ度は内装のみにとどまらず
メニューも、あまりにも素敵でした。
何しろ、コーヒーとケーキの
セットなんてものあるっ!!!

だいたい、ネパールにおいて
お茶とケーキのセットメニューなんて
そんな斬新なもの、見たことありません。
(いや、加藤と石川の行動範囲に無いだけ??)
ここで女子、大興奮!

お昼にトゥクパを食べた直後だったので
石川の旦那さんが
「もう満腹で、ケーキなんて入らない。」
と真っ当な意見を述べるのを、
心の中で「ちぇっ。」と思いながら(ごめんよぉ~)
お腹がいっぱいにもかかわらず
「ケーキは別腹♪」などと、女子2名は
チーズケーキセットを注文して、大いに盛り上がったのでした。

まじめに接続中…
カフェにて
の振りをして、実は旦那さんに設定まる投げ!で
ケーキを食べた、石川&加藤。


運ばれてきたケーキは、意外にもレアチーズケーキ。
ベークドチーズケーキだと思っていたので驚きました。
しかしこのケーキを前にして
「火を通してないものを、半日停電しているこの国で
 何日前に製造されたかも分からないのに食べていいのか?」
などと思考する余地など残っていなかったのです。


観光客の少ない今年のネパール
ホールで作ったケーキが、一体何日かかって
完売するのでしょう?
冷静に考えれば、やめておくべき選択でした。

ケーキ食べたい!という欲を捨て切れなかった代償は
大きなものでした。

その後、二人は発熱。
石川は帰国前日にもかかわらず、夜中に38.3℃の熱。
ただこの時点では、風邪かと思っていました。

朝には何とか熱も小康状態になり、機上の人へ。
バンコクでトランジット後、
異常にお腹が張り出しました。
連発するゲップが、卵のにおい…
これは紛れも無く、卵ゲップ症です。

バックパッカーの間ではよく知られた、卵ゲップ症。
頻発するゲップが、文字通り
卵の匂いがするのでそう呼ばれているのですが
ジアルジア症の俗称です。

東南アジアでは一般的な症状なので
小さな薬局にもジアルジア症の薬はあるのですが
日本にはピンポイントで効く薬が無いとされており(注1)
その場合、1~2日の絶食が有効と
バックパッカーの間ではささやかれていましたので
1日半の断食を経て、本日より復帰いたしました。

卵ゲップの恐ろしいのは、とにかく下痢がひどいこと。
外出など、出来る状況ではありません。
脱水症状にも注意が必要です。
どうか、皆さんも、ネパールへお出かけの際には
おしゃれカフェでのケーキには注意をなさって下さい。
案外、鮮度命!の地元の食堂では
こういうことは起こりにくいものです。

(注1)
後で調べると、日本では
メトロニダゾール、チニダゾールなどの
抗原虫薬を処方するようです。

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コメント

お疲れ様でした!!

いや、あまりにも更新ないので心配してました、そのオサレなカフェは、名前をいうと営業妨害になりますが、私の想像では該当するのが1箇所しかないようです、頭文字が「カ」でしょうかね?

その症状は松山先生の去年1月17日のブログをみてちょ!!

ネパールの電気は酷い状態になってるようですが、子供達の元気な様子のUP宜しくおねがいします。

km様、正解です!
お察しの通り、高速ネット接続を売りにしているあのカフェです。加藤と二人して、おしゃれさに目がくらんでしまいました(恥)!

それにしてもKmさんの記憶力、驚愕です。1年前の松山先生も同じジアルジア症ですね。薬を飲めばてきめんに治るのですが、体力さえあれば断食でもすぐに直るので、病院には行きませんでした。

ご愁傷さまです。。。

KMさまがコメントでいただいているのを見てびっくりしました!!本当によく読んでくださっているのですね。ありがとうございます。石川さんその苦しさ私もわかります~~~。
KMさんが言ってくださっているのはhttp://timikaya.blog91.fc2.com/blog-entry-86.htmlなんですが、、、本当に死ぬかと思いました。帰ってきて私の知人医師も同じようにかかりしかも彼の場合は大阪でそのような寄生虫の管理医師をしていたという面白い経歴です。彼もメトロニダゾールでよくなったようですが、怖いですよね。。。私2日絶食しても治らず1週間続いてしぬかと思いました。。。メトロニダゾール必需品です!!

松山先生、コメントありがとうございます!
いやー、大変な目に合いました。それも飛行機の中で始まったので、辛くて。

断食しても治りませんでした?きっと先生はお若いので、原虫も元気だったのでしょう(ってそんな元気さ、いらんわい!って感じでしょうけど^^)。石川は「原虫ども、兵糧攻めじゃ!」と思って断食したら、お亡くなりになったようです。なーむ。

「寄生虫の管理医師」って興味津々です。

大変でしたね...

こんにちは。いつもブログ更新を楽しみにしています。子供たちの変顔、正直コワすぎ。

卵ゲップ症、大変でしたねー。まあ、肝炎とかよりはマシなんでしょうけど...本当にお疲れ様でした。どうぞ、お大事に!

まこと様、コメントありがとうございます!

子ども達の「変顔」、本当に怖いですよね(汗)。これが魔よけの護符にでも、ならんもんかと思います^^

いやー、本当に今回は参りました(涙)。絶食で治したので、その後、体力が著しく低下して、風邪をひきました。

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