昨日から始まった、ナムギャル・スクールの新学期。
「学校ってそんなに楽しかったっけ?」などと
スタッフは思うのですが
もうどうにも、楽しくて仕方が無い様子です。
新しい学年の教科書を持って、記念撮影。

本当にみんな、よく勉強します。
学年でも成績のいい子が、クンデ・ハウスには多くて
「勉強って、そんなに楽しかったっけ?」などと
スタッフは思うわけなのですが(苦笑)
何故だか、とても楽しい様子です。
よかったよかった。
亡命してきた頃は
鉛筆もノートも初めて触るので
どう扱うのか教えることさえ大変で
一体この先どうなるのか?と、正直、大変に不安でした。
「健康で、毎日学校に通ってくれれば、それでいい」
「留年しないで、小学校を卒業できれば、上出来」
と思っていたので、子ども達の予想外の頑張りには
本当に驚いています。
これまでは、生きることに
毎日の時間の大半を費やしてきたのに
クンデ・ハウスは、基本的な生活条件が整っているので
その分、子ども達には
たくさんの自由な時間が出来ました。
亡命したことで、突然できた
持て余すほどの自由時間を
遊びとも勉強ともつかぬ状態で
チベット語を学んだり、英語の本を眺めたりして
結果的に、なんとなく勉強している状態になっています。
このままずっと
それが「勉強」だと気づかずに(区別せずに)いてくれたら
学ぶことが苦痛になったり、
負担になったりしないだろうなと思います。
これからも楽しく、いろいろなことを
身に付けていって欲しいと願っています。
ともあれ、これだけ学校に行くのが
楽しそうな子ども達を見ていると、無条件に
「よかった~」
と思うのです。
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