子ども達はもともと
いろんなお手伝いを良くやってくれるのですが
アムチのお手伝いは、ことの他、大好きです。
今日はお香作りのお手伝い。
原料を混ぜて、練ります。

「手の使い方は、こう」と
アムチの指導を受ける子ども達。
粉末状の原料が舞い上がって
むせこんでいるチュイン。
それでも笑顔の、ペマとタシ。

この機械に、練りこんだお香の原料を入れて
ハンドルをまわすと
反対側に開いている小さな穴から
にょろ~っとお香が出てきます。

その柔らかなお香を
1本1本、手でまっすぐに板に並べて
乾燥させるのです。
全ての作業は、まず
薬師如来様のご加持をえるため
お経を唱える事から始まります。
それはチベットのお香作りの伝統の中では
当たり前のことなのですが
こういう当たり前のことが
言葉や理屈ではなくて
体や心に自然にしみこんで
次の時代に、継承されて行って欲しいと
願っています。
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