文化の日の今日、
TCPは、写経会&懇親会を行ないました。
まずは午後2時に五反田駅に集合し
薬師寺東京別院へ。
ネパールの現地スタッフの加藤も
日本に一時帰国中で、参加しました。
まずは写経の前に、心得とお作法を習います。

写経に使う和紙は、正倉院の宝物の中から見つかった
古い紙を復刻させた、手漉きの越前和紙だそう。
「正倉院と同じ和紙ですから、皆さんのお写経は
1,000年は残るという事ですね」
軽くプレッシャーをかけるお坊さん。
サポーターさんから
「もし万が一、書き間違えた場合は、どうしたらいいのでしょう?」との質問が。
「間違えたなんて、聞いたことありませんね~。
集中してるから、間違えませんよ。」
と、どんどんハードルを高くするお坊さん。
もうこう言われては、間違うわけにはいきませんね(涙)。
そのあと、薬師如来様がお奉りされた本堂へ。
本堂の中では、体を清めるため、象の香炉をまたぎます。
赤い毛氈の上に、ちょこんと座っている白象さん。

各自、席について、墨を摩ります。

いよいよ「般若心経」(約270文字)の写経の開始です。
墨を摩る音だけが、室内の唯一の音…
というほど、静かな写経部屋です。

みなさん集中しておられました。
早い方は1時間ほど、
一番最後に書きあがった方が2時間ほどで
全員が無事に納経を済ませました。
ほとんどの方が始めての写経だとの事でしたが
「また今度、個人的に来ます」という方もおられて
充実した時間となりました。
続いて午後5時過ぎからは、
インド、チベット料理屋さんで懇親会です。
懇親会からはさらに数名のサポーターさんが加わり
にぎやかな会となりました。
いつもネパールでお世話になっている
ネパール日本人補習校の小川先生も
ちょうど日本に一時帰国中で
ご参加いただくことが出来ました。

いつもの懇親会より少人数であったため
「ブログじゃ書けない裏話」なども
加藤から発表されたりして、楽しい会となりました。
ご支援下さる皆さんと
こうして共に秋の1日を過ごさせていただける事を
本当に幸せに感じたTCPスタッフでした。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
文化の日であり、先約のある方が多く
ご都合がつかずにご参加いただけなかったサポーター様
是非、次回はお顔を拝見できれば嬉しいです。
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