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100人


今日はバレンタインデーです。
こんなウキウキした日に、重い話題ですみません。
でもこれは、今、現実に起こっていることです。


抗議の焼身100人に=亡命政府、中国を非難―チベット
時事通信 2月13日(水)22時0分配信

【ニューデリー時事】インド北部ダラムサラのチベット亡命政府は13日、中国政府への抗議としてチベット自治区などで焼身自殺を図ったチベット族が計100人に達したことを明らかにした。亡命政府当局者は「100という数字に衝撃を受けている」と述べた上で、責任は中国にあると非難した。
 抗議の焼身は2009年2月に初めて行われ、13日にネパールの首都カトマンズで100人目が確認された。AFP通信によれば、このうち83人が死亡している。

以上、ニュースより転載


昨日、100人目の抗議の焼身が
ボダナートで行なわれました。
焼身自殺を図ったのは、21歳前後の
僧侶姿の男性との事です。

このため、
子ども達の通うナムギャルスクールには
たくさんの警官や軍が出動してきました。
監視するためでしょう。

ボダナートでデモが企画されましたが
軍の制圧で土壇場で、
開催中止を余儀なくされました。
毎日、たくさんのチベット人が
コルラをするボダナートですが
今日もコルラをすることさえ禁止です。

21歳の若者が
自らの身に火を放つしかない状況とは
どんなものか、想像するだけでも胸が痛みます。

もちろん、抗議の焼身自殺は
ダライ・ラマ法王自らも
「やってはならない」とおっしゃっています。

それでもなお、そうせざるを得ない
追い詰められた、希望のない状況が
広がっているのです。
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