法王様お誕生祝賀会


7月6日は、ダライ・ラマ法王の74回目のお誕生日です。
スワヤンブナート地区では
広い校舎と校庭を持つナムギャル・スクールで
法王様のお誕生日祝賀会が予定されています。

ところが当日になって、
急遽、お誕生日祝賀会は中止となりました。



ラジオからは

「本日、ダライ・ラマの誕生祝賀や、
 それにまつわるイベント一切を行ってはならない。」


という放送が流れています。



何と言うことでしょうか…。
昨年の3月以降の、
ネパール政府のチベット住民に対する態度は
非常に厳しいものに変化しました。

50年に渡る、この途方もない忍耐を要する時間を
一度も笑顔を忘れることなく
ただ一筋に、慈悲と非暴力で
平和を目指してこられた貴人のお誕生日のお祝いを
一体どんな理由で、中止しなければいけないのでしょうか。

もちろん理由の説明などありません。
説明できる、論理的な根拠など無いからです。




「中国政府の圧力がかかった。」と聞きました。

真偽のほどは、分かりません。
しかし、当日の朝になっての急なネパール政府の態度の変化が
それを裏付けているように思うのは
私たちだけではないでしょう。




当初、祝賀会が予定されていたナムギャルスクールには
次々と軍のトラックが乗りつけ
軍人たちが学校を包囲し始めます。
ナムギャル前2



チベット人達は静かに解散し、そしてゴンパに再集合しました。
お誕生会12

TCPの子ども達は、法王様の大きな御尊影の
真下から顔を出しています。


ぎゅうぎゅう詰めのゴンパで、祝賀会を行ないました。
お誕生日4

お誕生日5


どんなに圧力を掛けたとしても
チベット人が法王様に、自然に手を合わせることを
止めさせたりは出来はできないのです。
お誕生日9

慈悲と非暴力で平和を実現されるそのお姿は
まこと観音菩薩様の生まれ代わりだと
信じているのですから。
お誕生日2

高度に洗練された仏教思想を
圧力で捻じ曲げるなど
何年かかっても出来はしないのです。
お誕生日10



法王様のご長寿を祈って
ナムギャル・スクール鼓笛隊の演奏。
お誕生日8



ネパール最大のチベット人地区ボダナートでは、
通行禁止令が下され
一切のチベット人が身動きをとれずに一日が終わりました・・・。


悲しい7月6日になり、とても残念です。


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